聖者は薔薇にささやいて ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2009年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086013147
作品紹介・あらすじ
クリスの親友で仕立屋『薔薇色』の売り子パメラの前に、彼女の過去を知る紳士アイヴォリーが現れる。彼は店に出入りするシャーロックとパメラの仲を疑い、従僕アントニーに接触した。そのことで、アントニーはパメラの秘密を知ることになり…。伯爵家の舞踏会で、勝ち気な少女を巡る恋の駆け引きが繰り広げられる!?表題「聖者は薔薇にささやいて」他、好評のミニまんが、短編2作を収録。
感想・レビュー・書評
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「恋のドレスと舞踏会の青」の裏側のパメラ視線の話と、書き下ろし短編二つ。
小さな漫画が入っている。
パメラの魅力満載。
ミニマンガも特徴を捉えてて、ふふと笑えて、良かった。
このシリーズ、ゆっくり読もうと思いつつ、先が気になってどんどん読み進んでしまうのが困ったところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クリスの親友で仕立屋『薔薇色』の売り子パメラの前に、彼女の過去を知る紳士アイヴォリーが現れる。彼は店に出入りするシャーロックとパメラの仲を疑い、従僕アントニーに接触した。そのことで、アントニーはパメラの秘密を知ることになり・・・。伯爵家の舞踏会で、勝ち気な少女を巡る恋の駆け引きが繰り広げられる!?表題「聖者は薔薇にささやいて」他、好評のミニまんが、短編2作を収録。
何年振りだろうヴィクロテシリーズ。コバルト文庫自体も読まなくなって久しいんですが、キャンペーンで公開されていたので読み始めました。主要人物しか覚えてないから本編はついていけるかな・・・。パメラ視点でのお話がメインですが、何ていうか、彼女はクリスと同じくらい、もしかしたらもっと(強い女性だから隠してしまうけど)過去の苦しみを引きずっていたんだろうなと。心から安らげるのは、クリスのそばだけ。それでもクリスのため、自分の足で力強く立っていなければいけないと思っていた。そんな彼女が、少しでも隣でほっとできる男性が二人もできたのは素晴らしいことです。 -
ヴィクロテ16
パメラの過去を知るヤツと、
アントニー、イアン先生の活躍が
すかっと楽しい
シャーロックのわかかりしの恋人
イングリッドとのエピソードも
今の溺愛っぷりとは真逆で興味深い
ミニマンガもついて、大満足の一冊 -
ミニ漫画が可愛いー。
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パメラ話パート2。イアンがだいぶイメージ通りの顔になってきました。アントニーは本当にいい人でパメラでなければ…!
舞踏会でパメラとシャーロックがする会話がとても好き。 -
クリスたちの恋よりもパメラの方が気になる。
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パメラ好きなので、今回メインの話が読めて嬉しいです。イアン先生と幸せになってほしいなぁ…と思ってましたが、今回のイアン先生はあまりにヘタレなので、「やっぱりお前に娘(?)はやらんっ!」という心境になってみたり(笑) イラストレーターあきさんのツッコミ漫画が素敵です。とりあえずシャーリーは一度恋のドレスを着るべきだと思う!
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パメラが主役の番外編。
アイヴォリーが出て来た時には、“パメラのピンチかッ!?”とか思っちゃったけど、アントニーとイアンも絡んで何やら恋の四角関係みたいな展開に(笑)。
番外編なのに、アイヴォリーがパメラを連れ去っちゃったりしたら、本編が大変なことになるもんね。
ちょっと考えれば判ることなのに、ちょっとハラハラしながら読んじゃったよ^^;
他にも、挿絵担当のあきさんの漫画や、シャーリーがクリスと出会う前の話とかも収録されていて、ファンとしてはなかなか楽しめる一冊でした^^ -
パメラメインの中編ひとつとマンガがいくつか
これから読む