ひみつの陰陽師 8 やっつ、やっとのことで大団円 (ひみつの陰陽師シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2013年3月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086017176
作品紹介・あらすじ
都の崩壊を止めるため、黒幕の「宮」と対峙した玲雅_あきらまさ_は自分の出生にまつわる衝撃の事実を知る。一方、建御名方神_たけみなかたのかみ_を鎮めに諏訪へ向かった真澄は、渦巻く負の念に襲われそうに。平安あやかしラブコメディー完結!
感想・レビュー・書評
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だんだんと激しくなる闘いの中で、
真澄が真っ直ぐで健気で神々しい。
いやー、圧巻のラストでした!
そして、その後の二人についても❤️
覗き魔さんや妖し達がいい息抜きになって、
ラブコメディとなってるけれど、
ガッツリしっかり、読み応えあるお話!
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堂々、完結! 三か月連続刊行とか作者すごくないですか。
黒幕が誰だかわかり、不穏な動きをしていた河伯の目的もわかり、ハラハラしました。今まで関わった人全員が都の危機にかけつけてくれ、今までの経緯があるから二人はお互いを信じることができたんですね。本当に感動しました。
神様が嘆いて見捨てようとした世界だけど、大切な人がいるのだから、守りたい。数字が友達の玲雅、最初の頃に比べて本当に人間らしくなりました。
巻末は、漫画とかその後短編とかあって楽しかったですよ。 -
とうとう天つ神と国つ神の争いにまで発展してしまった『ひみつの陰陽師』。
今回だけはギャグ要員の人たちも持てる能力をフル活用してシリアスに決めていた。
まあ、大団円と銘打っているだけあって、丸く収まってよかったのだが、ツンデレ先輩が、天然タラシの真澄にブンブン振り回されるのをもう読めないのはとても残念だ。
この作者は、他者を愛おしく思う気持ちの描写がうまいと常々思っていたが、最終巻でやっと玲雅と真澄が己の思いに素直になれてその真価も発揮できたというものだ。
まんがとか、後日談とかいろいろおまけつきでなかなか楽しめる。
特に、『鬼舞』とのコラボがあったのには驚いた。
『鬼舞』のアイドル《畳》も登場してファンには嬉しいかぎり。 -
7巻から連続して一気に読むことをおすすめ
本編詳細は割愛。本編は、8巻の半分で終わります。
幸せを見つけてくれて大満足のエピローグ。
母親相手に今更の赤ちゃんプレイに、吹きだすような、楽しく幸せそうな雰囲気で笑わせてくれながらも、宮と和解し、実光を理解し許そうとする玲雅のラストの言葉は嬉しス。
おまけの目次
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