恋人はいつも不在

著者 :
  • 集英社
3.23
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本棚登録 : 98
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086090292

感想・レビュー・書評

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  • 主人公、奈月と時男。男の言い分、女の言い分両方で描かれている物語。時男の言い分にハッとするところがあったり、父親の恋人の思いにそうゆう思いもあるんだなと気付くこともあった。
    えーーーっとびっくりする展開があったが奈月も時男も最後は前を向いて歩き出す結末、作者が言うように爽やかだった。
    いろんな人の思いや考えている事に触れることが出来るのが読書の醍醐味だなとつくづく思えた1冊。
    読んでいて、何で携帯にじゃなくて公衆電話なんだろう不思議に思っていたら17年も前の作品なんだね~。

  • 女性、男性、各々の視点から交互に語られるんだが、いつものように女性だけのほうが面白いな。
    男性側の理由を知ってしまうと、種明かしされてる感じ。

  • 誰だってすれ違いがある中で、どうやってうまくやっていくかは考え方で解決できる部分もあるんだなと思えた。昔は一緒にいられることが幸せで、それがベストだと思っていたけれど、最近はそれではうまくいかないことが多いことも実感する。ラストもなかなかさわやかな終わり方でよかった。

  • 2007.2

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