骸無の剣 リダーロイスシリーズ(4) (リダーロイスシリーズ) (コバルト文庫)

著者 : 榎木洋子

• 集英社 (1992年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[澪さんの感想 · 2016年9月1日]

最後、タルスウェイがアムジットに告げた名前で、今回の巻の必要性がわかります。
タイムパラドックスというか…時を遡る話は後から読み直すと悲しいんですよね。
あー、これがあぁなってしまう、こんな事なければ…そんな事を読者が考えたところで仕方ないのですが。
アムジットが幸せを感じながらストーリーが終わっているだけに、どうしてあんなことになってしまったのか…と悲しくなる。

果たして、愚かなのは龍か人か。

地球界から自分の国に戻り、リダーロイスとして物語が動き出しているのにずっと｢翔｣表記だったのは、この話にも関わることだったからなんですね。もちろん、由香里ちゃんが不自然なく物語に絡めるためでもあるのでしょうが…。
榎木さんの、こういう自然に物語全体に関わる文章表現を使うとかがすごく好きなのですが、だからこそ、｢そうゆう｣などの単語が気になって仕方ないです。
うーん…。

[かよりん♪さんの感想 · 2008年11月6日]

所在：実家

[weihnachtenさんの感想 · 2007年7月22日]

大きい犬と蔦で覆われた暗い家に住む男の子の異世界ファンタジー冒険譚。おちゃめなお姉ちゃんが好きでした。

[暁鴉流夜さんの感想 · 2006年7月15日]

読了日不明。未所有。記録不在のため感想割愛。