炎の蜃気楼シリーズ(20) 十字架を抱いて眠れ (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086142182

感想・レビュー・書評

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  • 炎の蜃気楼20

    表紙が素敵。ちゃんと左の眼が赤いのね。

    この20巻は図書館で予約しておいた(予約しておくと家の近くの図書館まで運んでくれる)つもりで忘れていて、慌てて中央図書館まで直接借りに行った。

    借りに行っておいてよかったよ。今日中に20巻まで到達したから。

    この20巻を借りてなかったら、発狂していただろうな。

    19巻で終わったら、続きが気になって気になって眠れなかった。

    しかし、この20巻はいったいなんなんだ?できてない主従ができるだけの巻だった。

    いや、BL大好きだからいんだけどね。

    19巻で回収できなかった伏線の数々は放置されたままだ。

    あれーー?千秋って死亡で確定なの?魂も消えたってこと?じゃあ、信長は・・・?

    拉致された綾子ねーさんは・・・?

    豹の正体がまだ判明してないけど、小太郎でいいんだよね?

    まだ全然伏線回収できてないんだが・・・・。

    この後の21巻以降で解決されるんだよね?




    魂の巨星化っていうのは理解した。

    てことは、高耶を直江が調伏して物語に幕だな。希望を持たせるラストにするなら、無事転生したっぽい高耶の魂をもった少年を直江が見つけて終わりにするとか・・・。

    まー、先は長いし、外伝もあるらしいから、ラストまでゆっくり楽しもうか。

    しかし、その前に直江が思いを成就させるとは思わなかった。直江とできるのは最後までひっぱるかもしれないなと思っていた。この20巻目でできて、直江よかったね!


    あと20巻。ようやく折り返し地点に来た。でも全然長さを感じさせない。

    この週末、2日間で7冊一気読みした。もっと借りておけばよかった。多分10冊は読めた。

    全40巻だからあと20巻、この世界観を楽しめるのかーーー!

    すっごく幸せである。


    追記。
    高耶のロストヴァージンが痛そうで気の毒だった。

    最初でも上手な人は痛みを感じさせないって聞いたことがあるんだけどね。直江はセックスに慣れているはずだけど、女相手ばっかりだったのか?男同士は不慣れなのか?

    今までの巻にはあとがきが必ずついていたのに、今回あとがきがなかった。なんで?

  • 四ヶ月兄から連絡がなく高2となった美弥は心配している。兄の友譲も行方不明だ。そんなとき突如兄が現れ、美弥は喜ぶが、元気で、と告げ高耶は消えてしまう。
    左目が赤い邪眼となってしまった高耶。体から鬼八の毒が出ている。直江は上杉大将の立場を度外視して鮎川の用意した隠れ家で介抱している。
    直江は謙信から景虎は《調伏》しなければ魂が消滅すると告げられていた。判断は委ねるとも。
    それを打ち明けられぬうち、薬を盛られ直江は高耶に逃げられる。

    あーついにか-。やっちゃったかー。必要かよくわからんけど、高耶から「愛してる」って言わせたんだからよかったね。
    でも本当私は直江の小物感に馴染むことができない。こんだけ器がちっちゃい男っているもんなのか。いや400年でどんどん景虎にのめり込んで狭量になっていっちゃった、狂ってっちゃったキャラクターと認識します。そしてちょろい、ちょろすぎるぞ直江‥‥
    ようやく折り返し地点か‥‥

  • 第二部完結となる巻。
    個人的に色々衝撃だった。

    美弥ちゃんが色々な意味で気の毒。

  • 死にそうな二人、直江&高耶がやっと結ばれる。
    鬼八の毒に犯されている状態が、切ない。

  • ここからリアルタイムで購入開始した記念の巻。高耶さんと直江の関係に一つの区切りがついたハズなんだけど、もう苦しくて苦しくて…どうか幸せに、って言葉を贈りたい。

  • 互いが互いの存在を肯定しあい刻みこむ巻。

    やっとやっとやっと!直江と高耶が願ったことが叶った…わけだけど、そんな行為ですら心底痛々しい。この2人の、痛みイコール生、の図式が崩れる日は訪れるんだろうか。あぁもう高耶さん…!

  • 第二部完!
    発行当時、始めて読んだときはびっくりして本を閉じた記憶が。今は余裕をもって読めました。直江さん実は下手なの!?とか。
    なにはともあれ、やっとこ結ばれた二人ですが、高耶さんの寿命関係でネタバレあり~でまだまだ落ちつかないです。
    今巻いちばんの疑問は千秋さん、なんであんな薬を高耶さんに渡してたんだ?「襲われそうになったらコレで逃げろ!」ってこと?(笑)

  • なんとか生き延びたお二人のリハビリ編。

  • あまり話に内容はありません。ついに二人が一線を越えるとこが数回・・・
    山奥で看病しつつそういう事してましたよ。

  • 炎の蜃気楼-20

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著者プロフィール

千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計680万部を超える大ヒットとなる。他の著書に、今作を含む「西原無量」シリーズ、『カサンドラ』、「赤の神紋」シリーズ、「シュバルツ・ヘルツ」シリーズなど多数。

「2023年 『遺跡発掘師は笑わない 災払鬼の爪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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