- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086171199
感想・レビュー・書評
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「こちら葛飾区亀有公園前派出所19」3
著者 秋本治
出版 集英社
p18より引用
“ばか!ちりもつもればマウンテン
この精神が大切だぞ”
ハチャメチャな警官・両津勘吉が巻き起こす、
ドタバタした日常を描いた一冊。
著者自選による文庫傑作集。
ゴキブリとの戦いの話から賞金のかかったテレビ番組の話まで、
毎度おなじみにぎやかで、
楽しそうな登場人物達の活躍が盛り沢山です。
上記の引用は、
両さんが貯金をする話での一言。
言っていることは極めて正しいのですが、
結局ギャンブルはやめないのですから不思議な人です。
p216からは駅前の自転車の問題を描いた話ですが、
30年ほど前から同じ問題が解決されていないのですから、
利用者自身が気をつけていかないと、
そのうちナンバー付きの登録許可制になってしまう、
そんな気がしないでもありません。
自由で気楽に乗れる乗り物で在り続けるためにも、
駐輪場所は守ったほうがよさそうな気がします。
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今更ですが、「こち亀」は面白いです。登場人物の個性の強さも、1話1話の話の展開も、よくネタが尽きないなあと読んでいて常に唸らされます。僕のドンピシャこち亀時代はだいたい60巻くらいから100巻くらいまでなのですが、特にその辺りの巻は繰り返し読んだものです(今もたまに読み返しますが)。
今年は連載30周年で、また再び盛り上がりを見せていますよね。4年おきに登場する日暮さんが、すでにレアキャラでなくなっているところがすごいです。