六花の勇者 2 (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086306713

作品紹介・あらすじ

「七人目」だったナッシェタニアは去ったが、ロロニアという少女が現れ、またもや七人になってしまった六花の勇者たち。魔神再起までのタイムリミットが迫っており、疑心暗鬼はぬぐえないまま、魔哭領の奥へと進む。するとそこへ一体の凶魔が現れ、モーラに「君には時間がない」と告げる。そらに凶魔を束ねる統率者の一体、テグネウが六花の勇者の前に突如現れる。それは「七人目」の関わる策略なのか!?混乱の中で激闘が始まる。伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第2幕。

感想・レビュー・書評

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  • 面白いのは面白いんだけど、やっぱり消化不良だなあ。あれラストそれなの!? みたいな。期待してたのはそんな展開じゃないんだー。
    いやきっとこれは上下巻なんだと自分に言い聞かせて次を待つことにします。

  • 一作目の前作の終わり方が、え?!続くの?どうやって??って感じでしたが、続く今作も異世界ミステリーで、ちゃんと前作と手を変えてるのがすごいなと思いました。
    異世界が舞台なのでやや特殊設定ミステリーですがおもしろいです。
    そしてまた変な終わり方してるし.,.
    どうでもいいですが、イラストがそれぞれどの登場人物か微量にわかりません。

  • ライトノベル

  • 1巻で終わりのネタかと思っていたけど、まだそのネタひっぱるんか!って1巻最後につっこみ入れてしまった。まだまだ続く犯人探し。プロローグで後半の重要シーンを持ってきて引っ張るのは定番だけど、そこにどう繋がるのか気になって読み進めてしまう。個人的には1巻より良い意味で裏切られた。エピローグでさらに風呂敷広げて今後も楽しみ。

  •  「七人目」だったひとりの六花は去ったが、ロロニアという少女が現れ、またもや七人になってしまった勇者たち。
     魔神再起までのタイムリミットが迫っており、疑心暗鬼はぬぐえないまま、魔哭領の奥へと進む。
     するとそこへ一体の凶魔が現れ、モーラに「君には時間がない」と告げる。
     さらに凶魔を束ねる統率者の一体、テグネウが六花の勇者の前に突如現れる。それは「七人目」の関わる策略なのか!? 混乱の中で激闘が始まる。
     伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第2幕!

  • 2巻はモーラがメイン。
    1巻の最後は「また七人目探し?」と、ともするとグダる予感を与えたかもしれない展開だったが、それを破るシーンから始まる。
    モーラによるハンス殺し。

    何故そこに至ったのか、そしてテグネウとは何者なのか。
    完成されたクローズドサークルだった1巻の続きとしては秀逸だろう。

    尤も、1巻でのモーラの行動からすると2巻に至る背景は不自然なので、そこら辺は後付けの部分があるのだろうが。

  • 裏切った六花は去ったが、ロロニアという少女が現れ、
    また六花の勇者は七人に…
    魔神再起までのタイムリミットが迫っている為、
    疑心暗鬼はぬぐえないまま、魔哭領の奥へと進むが…

    山の聖者モーラが中心。
    モーラが六花の一人を殺してしまうシーンから
    始まるのですが、ロロニアの能力でオチが
    薄々分かってしまうのは残念…
    でも人質を取られたモーラがどうするのか
    「探偵役」であるアドレットも頑張ってますが
    今回は影が薄めです…

    ミステリーファンタジーなので
    ミステリーでいう所の「雪の山荘」ものでしょうか。
    結界の中で行われる疑心暗鬼の推理劇。
    言葉の聖者マームアンナの能力による密約、
    聖者の能力、制約を活かしたミステリー。
    「七人目の謎」も気になります。

  • 「七人目」だったひとりの六花は去ったが、ロロニアという少女が現れまたもや七人になってしまった六花の勇者たち。
    魔神再起までのタイムリミットが迫っており、疑心暗鬼は拭えぬまま、魔哭領の奥へと進む。
    するとそこへ一体の凶魔が現れ、モーラに「君には時間がない」と告げる。
    さらに凶魔を束ねる統率者の一体、テグネウが六花の勇者の前に突如現れる。
    これは「七人目」の罠なのか? 混乱の中で激闘が始まる!

    前巻でようやくスタート地点に立ち直したと思った六花の勇者たちに、またしても七人目が。何だこれは、一人消えると一人補充されるのか?
    仕方なくも七人で突入してくれたのはありがたい。あのままだと延々七人目探しで話が進まなくなっちゃう。
    しかし開幕から一人死んでて衝撃だった。しかも犯人が自供し始めて、ますます衝撃。まぁ最終的にフォロー入ったので安心したけど。
    今回はモーラがメインでした。モーラさんが既婚で娘までいたという事実には本当に驚かされた。それでおばちゃん呼びされてもケロッとしてたのね。
    まさかのテグネウがいきなり襲撃してきて、意外性も多くて読むのがとても楽しかった。
    今回もアドレットは探偵役。前回は仲間同士で戦っていたけど、今回はちゃんと凶魔と戦っているので皆の強さは心強く感じた。
    冒険要素とミステリー要素があって、飽きずに楽しめると思う。
    ロロニアが文だけ見ると可愛いだけに、挿し絵でちょっと微妙な気持ちになった…。

  • モーラの秘密が明かされる巻。時間軸が前後しているのは賛否両論だと思う。
    ハンスの死から始まり、どきっとするも、ロロニアの特性を考えると、仕掛けは最初から見えてしまっていた。
    それでもこの話はやっぱりおもしろい。この巻で読みのをやめようとは思わない。

  • 1のラストがあんなんだから、2も読まないわけにはいかず。。。今回の謎解きも、〈言葉〉の聖者マームアンナとの密約とか、知略の凶魔テグネウの正体とか、異世界ロールプレイングワールド全開。ある意味、現実世界でむりくり「吹雪の山荘」を設定するより自然かも。人間離れしたキャラクタでも違和感ないのも、ファンタジーのいいところ。爬虫類+両生類+鳥類の合成キモルックスなのに、余裕で知的な会話をするテグネウなんて、敵キャラながら、かなりいい感じ。ところで話は、ひっぱりまくりの七人目を追って3巻へ。完全にラノベ戦略にはまった感。。。ナッシェタニア姫~~♪

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