Bの戦場 3 さいたま新都心ブライダル課の果断 (集英社オレンジ文庫)
- 集英社 (2017年12月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086801652
作品紹介・あらすじ
“絶世のブス"ながらウェディングプランナーとして活躍するわたし、北条香澄。“わたし並みにブス"な城ノ宮さんがフラワーショップに配属され、動揺するが、その悪巧みに気づいて!? 痛快お仕事小説!
感想・レビュー・書評
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メインのエピソード3つ
・新キャラ城ノ宮さんの抱える闇
・一人の新郎を巡って同じ日に式を挙げようとする新婦2人のキャンセルチキンレース
・出席代行サービスを利用する新婦
そう言えば、自分たちもキャスケードのブーケやったなぁ
ってか、そんなにオーソドックスなものだったのか?
カタログ的なものではそんなにページ数を割かれてなかった気がするんだが?
それにしても城ノ宮さん、典型的な僻みブスか?
まぁ、それに対する香澄のキレっぷりも見事
1巻につき1回はキレる事になっているのか?(笑)
城ノ宮さんは挿絵で描かれているけど、そんな顔立ちの人いるけどねぇ
外国人のモデルさんの中には厳ついおっさんみたいな顔した人もいるし、素材はともかく仕上げ方次第な気がする
女だけの集まりに参加するごとに一握の女子力が失われていくという言葉、財前さんらしいけど至言かもしれないなぁ
リピータのいるブライダルプランナーという存在がウケる
さらにウェイ系のウェイ加減も面白い
この辺は明らかに非現実的なものだけど、物語だからこそ面白く読める
結婚は婚姻届を出せば成立するのに、なぜ結婚式と披露宴をするのか?
「結婚をしたい」のか「結婚式をしたい」のか?という問い
僕はもう結婚する気もないわけだけれども、もし万が一縁があってする事があっても結婚式はもうしないなぁと思う
前回ので満足しちゃったものね
ただ、準備の面倒の中にも楽しさがあったり、当日の祝福されっぷりもいいものがあるけどね
出席代行サービス
流行っているんだろうか?
それを利用してまで披露宴したいか?
ま、使う人にはこのエピソードのようにそれなりの事情があるんだろうけどさ
その辺の事情を配偶者に隠してちゃんとその後に一緒に生活できるものかね?
そう言えば、「リップヴァンウィンクルの花嫁」で黒木華がそんな役をやってたな
普通に卒なく飲み食いして、その上お金まで貰えるというのはすごくお得感があるけど、実際は何かと大変な面もあるのかもね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
“絶世のブス”ながらウェディングプランナーとして活躍するわたし、北條香澄は、フラワーショップに“わたし並みにブス”な城ノ宮さんが配属されたことに思いがけず動揺していた。“意識の高いB専”久世課長の目に彼女はどう映るのか…。そんな時、城ノ宮さんが先輩プランナーの玲子さんを陥れようとしたのを知って、しまい!?笑って泣ける、痛快お仕事小説!
おふたりの門出に、最高のおもてなしを。 -
どんどんありえない新郎新婦が出てくる。主人公と課長の関係イライラする。
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相変わらず面白い。ホントにこういうことがあるのしら?
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ちょっとマンネリ
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常に不公平と理不尽の中で、
たまに逆に不公平や理不尽によって得することもある。
そういう裏切らないものに縋ってしまう。
自分よりも優先順位の高い人を見つけるというのは圧倒的に奇跡だと思う。
それでもそんな奇跡をどうしても願ってしまう。
2人きりの時は敬語を使って名前を呼ぶ課長が良い。 -
はー、素晴らしい。
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2019/02/20 読了。
図書館から。 -
毒入り新任花屋の自分並な容姿への動揺、二股なのにしっかり魅力的な男性のち特殊婚、偽名の花嫁。見た目が悪くても香澄の内面のきれいさはとびきりで、でも極自然体で、仕事面での頼もしさが格好良い。香澄と芳輝の姉弟仲も可愛い。前巻の波乱な引き後の展開はちょっと拍子抜け。常にテンポ良く軽快で魅力が詰まっている。
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前作から気になっていたBUSUのライバル!
これはもしや課長が心を揺さぶられるのか!?と思っていたら、そうではなかった展開に安堵したりも。
顔や名前についてのコンプレックスを中心とした話だった気もしますが、そのコンプレックスにどう捉えていくのかで人生って大きく変わるもんだろうなって、今回の3弾を読んで不覚にも考えさせられちゃいました。
にしてもそろそろ課長との大きな進展を期待したいところでもあります。