Bの戦場 6 さいたま新都心ブライダル課の門出 (集英社オレンジ文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086802314

作品紹介・あらすじ

人気シリーズついにクライマックス!゛絶世のブス"ながらウェディングプランナーとして活躍するわたし、北條香澄が他社からヘッドハントされた!最後に出した結論は…!?
地元の友達のウェディングをプロデュースすることになったわたし。けれど新郎が、先輩の玲子さんの元ダンナだったことがわかり、複雑な気持ちに。さらに新婦が浮気しているらしく…!?
後輩プランナーも配属されて仕事ものってくるなか、以前知り合ったウェディングプロデュース会社の穐本さんからヘッドハントされてしまった。キャリアアップのためには受けたほうがいいのか…悩むわたしを久世課長は引き留めてくれず、愕然とする。仕事と恋、二つの岐路に立たされたわたしの未来は…!?

【Bの戦場】シリーズ これまでのあらすじ
誰もが認める゛絶世のブス"だけど、人柄の好さと仕事ぶりでウェディングプランナーとして活躍する北條香澄。あるとき、才色兼備の年下上司、久世課長にプロポーズされる。「僕、意識の高いB専なんです」「はあ!?(何それ)」
ブスをブスとして愛する変態美形に「ブスな貴女が好きです」と言い寄られ、憤然とするものの、一緒に仕事をしていくなかで課長への気持ちにも変化が…。ついに付き合うことになった「この世で一番釣り合わないカップル」の仕事と恋の行方は!?

感想・レビュー・書評

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  • いよいよ最終巻。
    ウェディングプランナー香澄の友達の結婚式。
    職場の先輩である玲子さんのこと。
    引き抜きの話し。
    久世課長との関係。
    あぁ、私達は生きているんだなぁ。と、心が掻き乱される。
    中学生の女の子が計画するサプライズ結婚式の話しは泣ける。
    香澄は本当に素敵な女性ですね。
    仲間達も最高です。

  • ウェディングプランナーとして活躍するわたし、北條香澄。友達の結婚式をプロデュースすることになったが、新郎が同僚の玲子さんの元ダンナだと知って…。後輩も入社し仕事がのってきた矢先、他社から引き抜きの話が!?でも久世課長は引き留めてくれず…。最後に出した結論は!?“絶世のブス”だけど恋も仕事も頑張る“いい女”香澄の活躍、クライマックス!
    あなたにも、永遠を誓う日がきっと来る。

  • ブライダルの話は面白いが主人公の恋愛話は最悪。外見ブスどころか内面ブス。これで最終巻なのか?無理くり終わらせた感があるけど。

  • 主人公の外見の設定も、相手方の好みの設定も…必要だった?
    夢を見たい年齢対象の本だからいいのか…
    個人的にはなかったほうがよほどストーリーとしてまとまったんじゃないかと思うけど。

  • 絶世のブスがウェディングプランナーとして働いていて、働く物語としても読めたり、主人公の恋愛や結婚式をあげる人の恋愛話等もあったりして色々盛りだくさんで楽しかったです。
    主人公はブスなのにブスに見えなくて可愛いとしか思えなくなった彼との恋愛は、一緒に働いていたからこそできたんじゃないかなと思いました。

  • これで最終巻?
    ・香澄さんの友人の結婚式、実はそのお相手は……
    ・新人の猪瀬さんとフェアトレードの商品を使ったエシカルウエディング
    ・女子中学生から両親への結婚式のプレゼント
    ・アフターストーリー


    結婚式は新郎新婦の個性が出るよなー
    友人知人や同僚の結婚式に何度か出席した事あるけど、それぞれの夫婦独自の演出やイベントや選び方があったものね
    もちろん自分たちの結婚式も他の人達にはできない事や自分達のアイテムを作ったりしたなー

    しかしまぁよく考えれば、生い立ちムービーは唯一無二のオリジナリティというのも納得
    結婚する二人が違えばすべて違う結婚式なわけだよなー


    サプライズウェディングかぁ
    これは上手くいったわけだけれども、本当に結婚式に何らかの思い入れがあるんだったらちゃんと自分の思い通りの式をさせてあげた方がいいと思うけどね

    ただ、この話に関しては読んでいて泣ける
    女子中学生の認識の甘さというか、そこも可愛いところではあるんだけど
    家族への想いというか、家族間の過去まで含めて精算されているのがいいな



    そしてメインの二人の恋の行方
    ありきたりな「二人は結婚して幸せにくらしましたとさ」という展開じゃないのがいい
    前巻の感想でも書いた、結婚は法的な契約という事にも言及されていて、課長が何故結婚したいか?という理由がちゃんとしているのがよい
    個人的な意見としては、結婚してもしなくても、二人の関係性が変わらないのであればそれはそれでいいんじゃないのかと思う
    そこを敢えて法的に縛る理由があるあるとしたら、どちらかの心変わりを恐れる心理があるわけで、それって本当の愛じゃないのでは?と思ってしまうんだよね

    何はともあれ、お二人の未来に幸せあれ



    あと、一番笑ったのは課長の父親の言葉
    「人間か?」という問いに思わず笑っちゃったよ
    お母さんにしても、ちゃんと息子の性癖を理解してたんだなw

  • えー終わり?表紙で、もしや!と期待したのにぃ(笑)
    エピローグで、課長の名前って、え?(笑)

    面白いザお仕事小説でした、クライアントの周辺のドラマと香澄の頑張りが、綺麗に描かれ楽しかったし、ちょっとウルッとさせられたり。
    貴嗣(香澄ちゃん、やっと呼びましたし)との仲も、やっと中学生から大人に指かけたくらいには進展したし(笑)あとは、香澄が切り出すのは?あ、もう、したのかな?

    スピンオフで良いから、二人のその後みたいなぁ。
    仕事で、ちょこちょこ新都心に行ってたので、いつも、あーここだぁと思いながら読んでました。面白かったです。

  • シリーズ最終巻。
    仕事での成長あり、課長からの恒例の(?)誘惑&プロポーズありとてんこ盛りの一冊。
    香澄が前向きになったことで、恋愛要素も増えて、ニマニマしながら読みました。
    これからも全力で楽しみながら、仕事に取り組んでいくんだろうなぁ。

  • 2019/06/14 読了。

    図書館から。

    シリーズ完結!
    お仕事小説でしたね。

    久世課長と香澄の後日談というかそのあたりが
    もう少し読みたい!のですが、番外とか出ないかなぁ…。

    玲子さんは結局チーフとくっついた?のとか、
    弟君の話も読んでみたかったなと思ったり。

  • 完結巻。もっともっと蛇足が欲しい!と思ってしまう。
    2人の結婚式は見たかった、結婚という形にこだわらないというのが2人にとっての成長だとは理解してても見たい。

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著者プロフィール

ゆきた志旗(ゆきた しき)
埼玉に帰化した地方出身者。「Bの戦場」で2016年ノベル大賞を受賞し同作でデビュー、同作は代表作・人気シリーズ化した。

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