就職迷子の若者たち (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087203592

作品紹介・あらすじ

明るい兆しが見えているとはいえ、まだまだ厳しい就職戦線。若者たちにとって、今や就職活動は人生初めての大決断、高いハードルとなっている。長い就活期間、重い精神的ストレス、自分探しへの不安。働きたいのに、働けない。自分に合う仕事はどうみつけるの?と、彼らは仕事探しの道筋で迷っている「就職迷子」なのだ。著者は、若者と社会や企業との橋渡し役として活躍するカリスマ・キャリア・カウンセラー。現場を踏まえて「大丈夫、こうすればうまくいく」と具体的にアドバイスする。就職志望者のみならず、上司、親たちも必読です。

感想・レビュー・書評

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  • 2006年刊行。著者は立教大学コオプ教育・インターンシップオフィス・コオプコーディネーター。◆現代の大学生の就活を現場から切って見せる。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA78319081

  • あるようで無かったジャンルで期待して読んだが、内容はまあまあというところ。
    少しきれいごとが多いかな。
    もう少し本音で切り込んでくれると良かったが、若干不満が残った。

  • 今年度(2014)の大卒就職率は94.4%でした。大企業だけではなく、中小企業にも学生が目を向けたことと企業-求人率の上昇の結果といったところでしょうか。
    本著では就職活動に関してのイメージを具体的にするための書籍です。

    ・何に興味があるのか
    ・どのようなことをしたいのか
    ・働くことをどのように考えていけばいいのか
    視点を増やすという意味でもいいかもしれません。

    ただ、過労・長時間労働・サービス残業などの心身共に疲弊してしまい退職・休職を余儀なくされる方や労働法などの部分が書かれているとより良かったのではと思いました。

  • 立教大・コオプ・コーディネーターとしてテレビでも有名なキャリア・カウンセラーの就職活動に向かう学生、親、教職員そして既に仕事についている人が労働そのものについて考える格好の入門書でした。このままキャリアサポート室の業務に使える好著です。

  •  昨今の「就職氷河期」の実情を述べるような本かと思ったら、そうではなくて、仕事をするにあたっての様々な前段階を説明してくれる本だった。僕の同級生たちもほとんど就職をしていったけれど、こういうのを乗り越えているんだなー。あいつら、バカにできないなー。

     内容に関して、目立った悪さは感じませんでした。むしろ、働くということについて、当たり前だけど、でも大切なことを多く述べてくれていると思います。僕個人としては、そんなこと言われるまでもなくわかるだろってなこともないわけではないんだけど、実際わかっていない人もいるからなー。

     考えてみると、こういう本をそれこそ大学を目指す中高生に読ませるのも面白いかもしれない。本書には、「働く」ことにネガティブなさまざまな事例が登場します。半年で仕事をやめてしまったり、何年もフリーターをしていたり。もちろん、個々の実情はあるので、一概に非難するものではないことは前提として、それでも非難に値する例も多くあるのです。
     おそらく、そういった事例は中高生からしてみると「ありえねー」ことなんだろうなーと。だから、中高生のうちにその「ありえねー」実情を見てもらえれば、その生徒はそうはならないんじゃなかろうか。
     ここんところの「就活」ブームで、様々な「就活本」が出版されていますが、そういった本の新たな使い方を見出せた気がした!


    【目次】
    はじめに
    第一章 仕事探し どこから手をつけたらいい?
     コラム 親は子どもの〈就活〉とどう向き合えばいいのか?
    第二章 働き続けるために必要なこと
    第三章 こうすればうまくいく〈就活〉
     1 応募書類について
     2 面接で求められるもの
     それでも就職がうまくいかなかったら
    おわりに

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  • by『就活のまえに』 110512買うか?amazon¥1.

  • ¥100で購入@ブックオフ。少し前の本でも今でも役に立つ本だと思う。

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著者プロフィール

東洋大学理工学部生体医工学科准教授。キャリアカウンセラー。
1958年、福岡県に生まれる。埼玉県庁職業訓練指導員、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科特任准教授、東洋大学経営学部経営学科准教授などを経て、現在に至る。多数の企業で採用・人材コンサルタントおよびプログラム作成と講師を務める。多様性キャリア研究所所長。株式会社Ageless社外取締役。
著書には『就職迷子の若者たち』(集英社新書)、『働く意味』(幻冬舎新書)、『天職力と転職力』(角川SSC新書)、『子育てが終わらない』(斎藤環との共著・青土社)などがある。

「2017年 『女50歳からの100歳人生の生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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