「笑っていいとも!」とその時代 (集英社新書)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087213065

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  • 『タモリ倶楽部』が終わり、『ブラタモリ』も終わり、タモリさんがフェードアウトしている。今このタイミングで「笑っていいとも!」の時代を振り返ってみたい

    #「笑っていいとも!」とその時代
    #太田省一
    24/3/15出版

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本

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  • 笑っていいとも、タモリの考察はとても深く、全てが腹に落ちる。こういうエピソードあったな、とか思い出して単純に楽しめる一方、その事項の意味や背景を考察してくれる。

    そして笑っていいともの時代背景、世相とのリンクが腑に落ちる。テレビの青春期、祭りとしてのテレビ(特にフジテレビ)。

    じっくり読んでしまった
    読了120分

  • <目次>
    はじめに
    第1章  「密室芸人」タモリが蛭の司会に抜擢された理由
    第2章  「テレフォンショッキング」という発明
    第3章  「国民のおもちゃ」を演じたタモリ~「仕切らない司会者」と「無」への志向
    第4章  視聴者を巻き込んだテレビ的空間~芸人と素人の共存と混沌
    第5章  聖地・新宿アルタ~「流浪の人」タモリが新宿で芸人になった理由
    第6章  『いいとも!』と「フジテレビの時代」~80年代テレビの熱狂と冷静のあいだ
    第7章  『いいとも!』と「お笑いビッグ3」~タモリ、たけし、サンマの関係性
    第8章  『いいとも!』の個性的なレギュラー
    第9章  SMAPが『いいとも!』にもたらしたもの
    第10章  「グランドフィナーレ」を振り返る
    終章  『いいとも!』は、なぜ私たちの心に残るのか?~?戦後日本社会とテレビの未来

    <内容>
    分析は浅いが網羅的。懐かしく読ませてもらった。『いいとも!』一時代を作った番組であり、タモリをスターダムにのし上げた化け物番組だったのだ。   

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著者プロフィール

1960年生まれ。社会学者・文筆家。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。テレビと戦後日本、お笑い、アイドル、メディアと社会・文化の関係をテーマに執筆活動を展開。著書に『社会は笑う』『ニッポン男性アイドル史』(以上、青弓社)、『アイドル進化論』『紅白歌合戦と日本人』(以上、筑摩書房)、『SMAPと平成ニッポン』(光文社新書)、『芸人最強社会ニッポン』(朝日新書)、『攻めてるテレ東、愛されるテレ東』(東京大学出版会)ほか多数。

「2021年 『すべてはタモリ、たけし、さんまから始まった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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