- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087440539
作品紹介・あらすじ
魂を数値化する巨大監視ネットワーク・シビュラシステムが人々の治安を維持している近未来。変わりゆく世界で、犯罪に関する数値〈犯罪係数〉を測定する銃〈ドミネーター〉を持つ刑事たちは、犯罪を犯す前の〈潜在犯〉を追う。 2012年にスタートしたオリジナルTVアニメーション作品『PSYCHO-PASS サイコパス』の第三期シリーズとなる本作は、ふたりの新人監視官の物語。慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフは、厚生省公安局の刑事となり、変わりゆく世界で真実を求めていく。
カバーイラストはキャラクターデザイン担当の天野明が描き下ろし。
アニメはフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で2019年10月17日から放送。
【著者略歴】
吉上 亮(ヨシガミ リョウ)
2013年、『パンツァークラウン フェイセズ』でデビュー。著書に『PSYCHO-PASS GENESIS』『生存賭博』『泥の銃弾』など。脚本担当作に映画「PSYCHO-PASS│SS Case.1 罪と罰」がある。
感想・レビュー・書評
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劇場版のプロビデンスはどんなのなんだろうと思いつつ再読。
3期のノベライズ。
監視官も執行官(雛河除く)も刷新。
第一章 ライラプスの召命、第二章 ヘラクレスとセイレーン。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アニメ視聴とともに。
未だ謎の多い<ビフロスト>やキャラクターたちの心理を地の文で追えるので、物語に対する理解がより深まった。如月、梓澤、法斑といったミステリアスな面々の思考も垣間見ることができる。
新人監視官コンビは思っていたよりもずっと絆が深そう。このコンビ相手に孤軍奮闘する霜月が不憫ではあるものの、年齢相応の反応が見られるので可愛い。
2年前の事件解明が楽しみ。 -
2020.11.26
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魂を数値化する巨大監視ネットワーク・シビュラシステムが人々の治安を維持している近未来。刑事たちは日夜、犯罪に手を染める前の“潜在犯”を追う。難民や物資を輸送するドローンの墜落事故現場を調査する新人監視官・灼と炯は捜査をすすめるうち、事故の背後に、何者かが仕掛けた巧妙な犯罪の影を感知・・・。正義と法の価値を問う、物語の幕が上がった。
アニメは見ていたのであらすじは知っていますが、やはり小説ならではの細やかな背景や感情の揺れが分かっていいですね。ビフロストのあたりなど、動画だけだと理解が足りないところも文章だと何度も読めるからいいな。結構な厚みの文庫本ですが、もともとのストーリーが面白いのでのめり込んで読めました。あ~続きが楽しみ。朱が監獄へ行く羽目になった例の事件については結局アニメ本編でも明かされませんでしたが、断片的な情報からいうと、局長が慎導の父やイグナトフの兄を殺して、その局長を朱が殺したってことになるのか?でもだとすると、朱は不自由でも慎導を監視官に推薦できる立場にあるってことになるのか・・・。うーん。 -
霜月課長の心情描写が面白い
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うーん、面白いけど私には長い。、"今"じゃなかったら面白かったのかな?