思い出のとき修理します 2 明日を動かす歯車 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.72
  • (164)
  • (382)
  • (311)
  • (42)
  • (6)
本棚登録 : 3175
感想 : 271
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087451139

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前作同様、2人がちょっと不思議な事件に巻き込まれ、解決する。が、だいぶ恋愛色が強くなってきた。秀司の静かな嫉妬とか、明里のために作ってるドレスウォッチとか、2人のほのぼのと初々しい雰囲気が微笑ましい。
    太一も謎に包まれてるし、ドレスウォッチもまだ完成してないし、まだ続くのかな…。

  • 主人公の秀司がとにかく優しくて好きなキャラです
    恋愛要素が増えていてそちらも楽しめます
    今回も読んでいてほっこりするお話でした
    あと1を読んでるときは特に何も思わなかったけど太一の正体も気になる感じでした

  • 寂れた商店街の片隅に佇む、「おもいでの時修理します」という不思議なプレートを飾った飯田時計店。店主の時計師・秀司と、彼の恋人で美容師の明里のもとを、傷ついた記憶を抱えた人たちが訪れる。あの日言えなかった言葉や、すれ違ってしまった思い―家族や恋人、大切な人との悲しい過去を修復できるとしたら?切なく温かく、心を癒す連作短編集、

  • 付き合い始めてからも、やってくる不思議な思い出達。

    ふんわりした彼氏ですが、今回によって(?)
    感情が動く時もふんわり…。
    いや、にっこり笑って怒るタイプかもしれませんが。

    初登場、彼女の妹。
    そういえばそういう設定がありました、と
    思いだす1巻。
    またしても不思議状態で漂う記憶。
    この現象、一体『何』が起こしているのでしょう?

    2話目のラズベリーと苺の見分け方…。
    いや地面近くから生えてる、程度にしか
    見分けがつきませんけど。

    3話目は最後まで読むと、確実に八つ当たり…かと。
    自分のうっぷんは、自分で晴らしましょう。
    いや先輩の気持ちは分かりますけど。
    驚きの脱皮説でしたけどw
    どうでもいいですけど、クロワッサンは
    きちんとそれになったのでしょうか??

    そして最後4話目。
    行き所がないから、と言って、こんな男相手は
    ちょっとすくいがないですね。
    そこに幸せを見出してみても、ちょっと…。
    ツンデレって見ている分には楽しいですけど
    目の前にいられると好意は完全にございません。
    まぁやり直す心意気があるなら、これから先は
    どうにかなるやも?

    そしてまた、彼の正体が謎な状態。
    多分…そうだとは思うのですが、謎は謎として
    置いておいた方が楽しい事は多々あります。

  • ほっこりするかんじは1巻目と変わらず、好きな部分ですが…。
    前巻のほうがキャラクター設定がしっかりしていて好きでした。
    時計屋さんみたいな人に会いたいな。

  • 秀司みたいな彼氏が欲しい。太一はいったい何者なのかすごく気になる。

  • 「思い出のとき修理します」の続編。3作目もあるのかな?
    太一のは伏線なのか?、そしてドレスウォッチが完成する時も今後書かれるんでしょう。
    解説は吉川トリコさん。解説を読んでこの人のエッセイとかも読んでみたいな~と思った。

  • 前作に比べて恋愛部分が強化されてるかな。
    読み心地は前作と同じく、優しく暖かい感じで良かったです。

  • 寂れた商店街の片隅に佇む、「おもいでの時修理します」という不思議なプレートを飾った飯田時計店。店主の時計師・秀司と、彼の恋人で美容師の明里のもとを、傷ついた記憶を抱えた人たちが訪れる。あの日言えなかった言葉や、すれ違ってしまった思い―家族や恋人、大切な人との悲しい過去を修復できるとしたら?切なく温かく、心を癒す連作短編集、シリーズ第2弾。文庫書き下ろし。

  • 秀司くんと明里ちゃんの第二弾。
    今回のほうが、さらに面白かった。
    昔のにぎわいを持たない商店街で、
    商店街を愛しながら暮らすのもいいかもしれない。
    1階がお店で2階が住まい。
    ちょっと憧れたシチュエーションである。

    そして、興味をそそられる太一くん。
    彼は絶対、神社のそれだぞ!
    歳とらないんだぞ!
    見える人にしか見えないんだぞ!
    で、あってほしい。。。感じがする。

    第3弾がでたら、もう少し進展した
    二人を読みたいなぁ。

全271件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷瑞恵の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×