- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087451207
作品紹介・あらすじ
出張ホストを買う独身女、自殺願望を持つ風俗嬢、8人の女性と共同生活を送る中年男性に安らぎを覚える女ほか、平凡な幸せを求めるだけなのに、歯車がずれてしまう10人を描く短編集。(解説/山内マリコ)
感想・レビュー・書評
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ときどき読みたくなる唯川恵さん。
どろどろした感情を書かせたら一番だと思う。
誰かを不幸にしている(意識無意識関係なく)人間の
救いのない話ばかり。
特にカウンセリングの話がおもしろかった。
その他も最後のページで「!?!?」となるどんでん返しばかり。
もやはこれミステリーにカウントしてもいいのかも。
ミステリー好きにもおすすめ。
でもこういうどんでん返しもの、オチが読めていても再読したいものと、オチ知ってるからもう一回よめばいいやってなるものがあって、これは残念ながら後者なんだよなぁ。だから星2つ。
なぜかしら…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
10人の様々な恋愛を描く短編集。
ホストに嵌まったり、男への依存、遠慮、欲情…誰もがふと考えたり経験したりしたことがあるような場面。
だから、余計に面白いのかもしれない。
2015.8.16 -
自分から逸脱の道を選ぶ女性が主人公の10の短編集。幸福のあり方も様々で、その選択の経過が上手く描かれている。
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5 和美 ・・・白いシーツの上で がオチが非現実的だけど、強烈。
中学・高校時代の保健室の情景を思い出しました。 -
なんともバカな人たちのバカなお話
でも、どんな人の中にもあるんだよね
ただ、みんな表に出さずにいるだけって感じにさせる
最後のおちが笑える