砕かれた鍵 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1688
感想 : 121
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087451689

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズって誰が主人公なのでしょう

  • 面白いことは面白いのだけど、色々展開が微妙過ぎて読むのが辛かった…。
    ラストは「えーーーーーっ!?」と声に出してしまったくらいの衝撃。

    この先の百舌シリーズを楽しめるのか、ちょっと不安です。

  • 百舌シリーズの三作目。
    連続警官殺しの犯人を追う倉木と、母と息子を爆弾で殺され自らの手で犯人に復讐しようとする美希。そして二人が信頼する大杉。
    ペガサスの正体は…。
    この作者の作品は、のめり込んでしまってハマりますー!!
    ラストの普通シリーズ作ではありえない展開にビックリしました。
    これからどうなるんやろー。
    次作も楽しみです。

  • 百舌シリーズ第三作。読み始めてからすごく時間がかかってしまい、読み進めたり戻ったり。どんどん人が死んでいくもんだから、一気に読まないとわからなくなる。
    倉木と美希の間に生まれた子供は心疾患を患っており、入院を余儀なくされていた。手術のために費用を工面する美希。そんな中で人違いにより子供が死んでしまう。
    恨みを晴らすためにその真犯人を探す美希。倉木と大杉が追う事件。それが一つに結びついていく。きっと結びつくんだろうなと想像はできるのだが、読むものをなんども裏切る。百舌シリーズあと二作あるんだが、百舌はでてこないし、これからどこへたどり着くのか。次作も楽しみ。

  • 百舌シリーズ第三弾。前の2作の印象が強すぎて、なかなか話の筋が読めずに困りました。
    最後の最後まで、予想を裏切られっぱなしでした。悔しいけど、読後の満足感は半端ないです。

  • 2015.1.19

  • 最後にどんでん返しのハッピーエンド、がなくてびっくりした!
    SMのシーン、忘れてたし。
    一気読みしなきゃ、いろいろ忘れるね。

  • 『MOZU』シリーズ第3弾
    と言っても『百舌』は登場しません
    今回の敵は通称『ペガサス』という人物
    眼鏡をかけたサラリーマン風情の優男・・・・・『百舌』を彷彿とさせる容姿のこの男の正体とは????
    ムムム・・・・今回も謎多き出だしからワクワク

    事件の道筋は2つ
    ①前作で解決したかと思われた警視庁公安部とある政治家との間で画策されていた黒い思惑
    実はそれを引き継ぐ者たちの存在が・・・・・・
    どのようにして目標を達成させようとしているのか????そして新たな黒幕は????
    ②何事か相次ぐ警察官の不祥事・・・・この裏では『ペガサス』という殺し屋が・・・・・・何故????

    前作後に結婚した倉木尚武と美希
    生まれた長男は心臓に重い病を抱えていた
    そして、事件は起こる
    子どもの入院先であった病院が爆破されたのだ
    それも爆破されたのは彼らの子供・真浩の病室
    美希の母と真浩は即死
    悲しみに暮れる美希は独自で捜査を始める
    その後、その病院には倉本真造法務次官が入院していたことが判明
    倉木真浩と倉本真造・・・・・・これが意味するものとは・・・・・

    第3弾ともなると登場人物の立ち位置も決まってきて敵、味方の予想もついてしまうところもあり
    絶対に公安部のお偉いさんは怪しいよねーなんて感じで

    ですが
    結末は衝撃工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工

    シリーズはこの後もありますが一区切りと言っても良い作品なんでしょう
    だって・・・・・・・・・・・・・・・・・なのだから・・・・・・・・・・・・

  • 百舌シリーズ3作目。倉本尚武と美希の子供が政府高官と間違われて爆殺され犯人を追求して行く美希を中心にストーリーが進んで行く。連続して起こる警察官の不祥事 殺人事件。裏にうごめくペガサスとは何か。結末はシンプル。しかし大事な人が亡くなる衝撃。大杉警部補の探偵ぶりが魅力的。

  • 百舌シリーズってなってますが、今回百舌は一切出てきません。ただ次の第4弾のタイトルがずばり「よみがえる百舌」なので気になりますね。

    色々気になるので読んじゃいますが、完全なるエンターテイメントと言うか、現実味は全然感じられないシリーズです(笑)

    第1弾では倉木の妻が爆弾で吹き飛ばされ、今回も倉木と美希の子供が爆弾で吹き飛ばされる。
    いくら警察官でも、そんなにしょっちゅう家族が爆弾事件に巻き込まれるなんて!って思うのですが、それを言い出してはこのシリーズは読めませんので^^;

    前作で激しく美希に違和感を抱いたのですが、今回もそこは同じ。美希は好きになれないまま終わりそうです・・・

    そしてラスト!!えっ?!
    次はどうなるんでしょうか・・・

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著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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