謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087455953

感想・レビュー・書評

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  • 高野秀行『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』集英社文庫。

    以前から気になっていた本がやっと文庫化。ソマリランドとプントランド、ソマリアという謎に満ちた国々を巡る紀行ノンフィクション。かなりの労作だと思うが、自分自身が高野秀行とは波長が合わないためか、面白いとは思わなかった。

    これまでに何冊か高野秀行の作品を読んでいるが、唯一面白かったのは『未来国家ブータン』のみ。

    興味深いテーマの作品を手掛けているのに、面白いと思わないのは何故かと考えてみると、文章が肌に合わないのだ。昭和軽薄体と呼ばれた椎名誠の文章に似ていながら、椎名誠のようにデフォルメして面白可笑しい表現がなく、ついつい流して読んでしまうのだ。

    高野秀行の熱烈なファンには申し訳ないが、自分にとっては金と時間の無駄だった。

著者プロフィール

1966年、東京都八王子市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学探検部在籍時に書いた『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)をきっかけに文筆活動を開始。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。アジア、アフリカなどの辺境地をテーマとしたノンフィクションのほか、東京を舞台にしたエッセイや小説も多数発表している。

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