謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア (集英社文庫)
- 集英社 (2017年6月22日発売)
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感想 : 89件
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- Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087455953
感想・レビュー・書評
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高野秀行『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』集英社文庫。
以前から気になっていた本がやっと文庫化。ソマリランドとプントランド、ソマリアという謎に満ちた国々を巡る紀行ノンフィクション。かなりの労作だと思うが、自分自身が高野秀行とは波長が合わないためか、面白いとは思わなかった。
これまでに何冊か高野秀行の作品を読んでいるが、唯一面白かったのは『未来国家ブータン』のみ。
興味深いテーマの作品を手掛けているのに、面白いと思わないのは何故かと考えてみると、文章が肌に合わないのだ。昭和軽薄体と呼ばれた椎名誠の文章に似ていながら、椎名誠のようにデフォルメして面白可笑しい表現がなく、ついつい流して読んでしまうのだ。
高野秀行の熱烈なファンには申し訳ないが、自分にとっては金と時間の無駄だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示