されど、化け猫は踊る 猫の手屋繁盛記 (集英社文庫)

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  • 集英社 (2017年6月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087456042

されど、化け猫は踊る 猫の手屋繁盛記 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • とある事情で白猫の姿となった、旗本の総領息子、近山宗太郎23歳。
    人間の姿に戻るため、百の善行を積まねばニャらない。
    「猫の手屋繁盛記」第四巻。

    犬猫が他の家畜とやや違うところは、人間のごく身近に暮らし、感情的な面も含めて、深い関係を築くことができることだろうか。

    今回は、そんな犬猫と人間のかかわりを中心に描く。
    宗太郎の実家のお話は、お休み。

    『犬猫合戦』
    「夢でお告げをする」という犬を連れた老婆が現れて、宗太郎の住む長谷川町では、犬派と猫派が対立する騒動が起きる。
    犬猫の幸せは、人間しだいなのだとつくづく思わせる。
    紅屋政兵衛のご隠居や、書役の長兵衛さん、木戸番の吉蔵さんなどのしっかりした大人が頼もしい。

    『宵のぞき』と『すばる』は、続きもの。
    ある日、三光稲荷に現れた浪人は、烏猫と共に暮らしている。
    宗太郎の昔の知り人に似ているが、何か事情があるようだ。
    重い決断を迫られ、悩む宗太郎。
    けなげな五匹の烏猫たち。
    白闇の過去を、それとなく推し測る。

    切ないお話だが、宗太郎は貴重な経験をしたのだろう。
    拝領屋敷と道場を往復するだけの日々では、思いもよらなかった事だ。
    また明日から、明るい日々を過ごしてほしい。

  • それがしは近山宗太郎。旗本の跡取りであったが、とある事情から白猫姿に身をやつすことになってしまった。元に戻るには百の善行を積まねばニャらぬ。千眼通の福犬騒動に、カラスの濡れ羽色をした黒猫と暮らす浪人、夜な夜な唄って踊る猫の祭りの顛末やいかに!?よろず請け負い稼業“猫の手屋”、世のため人のため、猫の手貸します―。人気沸騰中のあやかし時代小説シリーズ第四巻。

  • シリーズを楽しく読んでいるので新刊が楽しみだったのですが、「某は猫先生では……」「猫太郎でなくて……」の訂正が頻繁すぎてこんなにくどかったっけ?と思うはじめたところに、個人的に苦手な「アレがアレのアレ」の方も出てきて話が進んでいる気がしなくなりギブアップ。
    犬好き派とかどこから出てきたんだろう。……わりと家族に動物がいる方は犬も猫も好きだと思うので(私がそのクチです)対立するのは悲しいものだなと思いました。
    いつもの便利屋っぽいお話が読みたかったです。

  • 「犬猫合戦」は犬や猫を食い物にする悪徳商法の話で、最後は上手く治まるけれど何だか嫌~な気持ちが残った(--;)でも「宵のぞき」「すばる」で五匹の烏猫の活躍に胸を打たれ、心地好い読み終わり(*´-`)いつも猫太郎を否定している宗太郎が家族のために、羽鳥どのには猫太郎で通したけれど、羽鳥どのには本名言っても良かったんじゃないかなぁ?(^^)そして宗太郎の善行は結局いくつなのか気になる(^^;)

  • とある事情で人型の猫の身となった旗本の息子宗太郎のシリーズ第4弾。
    猫太郎として猫の手を貸す事に励む事が板につき商売繁盛を願うまでになってて可愛い。
    黒猫達と浪人の話がホロリとさせられて良かったな。チラリ見えた白闇の過去も。
    読後感はしんみりほっこり。

  • 『犬猫合戦』なんかモヤっとするなぁと思っていたのだけれど、犬好き猫好きはすべからく動物好きが大半なので この話は成立しないのでは?
    犬猫を邪険にするのは 犬猫嫌い 動物嫌いの人間なのでは?
    犬猫好きとしては モヤモヤしすぎて読み進めるのに大変でした。
    宵のぞき すばる 悲しい話だけど救われる部分もあり
    いい加減 猫太郎でいいじゃん って 思う

  • 2017年9月西宮図書館

  • シリーズ第四弾。

    今回は、猫先生こと宗太郎にとって、しんどい事が続きましたね。それだけに、成長もしたように思います。(善行は引かれまくっていますが・・)

    ※因みに、話中で歌川国芳先生が言っていた、「朧月猫の草紙」の現代語訳を、丁度先日読んでいたので「おおっ」と嬉しくなりました。
    http://booklog.jp/item/1/4756244297

  • 本家猫侍。
    未だ人に戻れず、猫か進んでませんか、第3弾。
    お人好しと便利屋の腕前、あがってますよ。

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されど、化け猫は踊る 猫の手屋繁盛記 (集英社文庫)の作品紹介

人間の姿に戻るべく善行を積む猫侍・宗太郎。彼の前に現れたのは、五匹の烏猫と暮らす謎の浪人だった。怪しげな館で日々行われる奇妙奇天烈な猫の宴とは──。大人気猫の手屋シリーズ第4弾。

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