- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087456363
作品紹介・あらすじ
四人家族の横山家の歩みを中心に、人の心の成長を描く九つの物語。子供も、親も、保育士さんも、先生も、互いに誰かを育てている。子供に関わるすべての人に贈る感動作。(解説/マイケル・エメリック)
感想・レビュー・書評
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大人も子供も成長するっていいな
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一人の人間が成長する事をゆっくりと緩やかに描いている作品だと思いました。
特にいいなと思った場面が、
幼い頃は、自分のことで泣くしか出来なかったのに、いつの間にか相手を思い想像して泣く所。
物語の些細な箇所でしたが、こうやって人って多くの事を知って、成長していくんだとじんわり感じました。 -
いろんな人が様々な困難にあう中で、でも、周りの人とのつながりと助け合いで困難を乗り越えていく姿がすごいと思った
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短編を読み進めながら、登場人物たちの成長を、一緒に感じることができました。文書も読みやすく、おすすめです。
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登録番号:0142252、請求記号:913.6/Sa16
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子供の成長を疑似体験でき小説。山あり谷ありなのよね。それが楽しいんだよね。なんでも一緒だ。立ち止まったら終わり。
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四人家族の横山家を中心に、少年と家族の心の成長を瑞々しい筆致で描く家族小説。
子供の成長は早い。本編の太二少年も、自らを「都営地下鉄三田線」と名乗っていた幼少期から、あっという間に高校受験。多くの人々との出会いを重ねて一人の人間を形成していく。この小説のいいところは、少年だけでなく家族の成長もリアルに表現されていること。たくさんの人に読み継いでほしい作品である。