サウンドトラック 上 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460773

感想・レビュー・書評

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  • 読もう読もうと思っていた古川日出男。

    「これは『コインロッカーベイビーズ』に似ているよ」という稲穂で数少ない原田君の推薦で本書を購入。


    結論。

    全然コインロッカーに及びません。
    少なくとも僕的に。
    というか「コインロッカーに似ている」という村上龍ファンである僕にとって高すぎるハードルを最初から設定したことが間違いだったのかもしれません。

    文体もどこと無く村上龍に似ている。
    どこか硬質で、力強くて。
    モチーフも近未来のヒートアイランド化し、退廃した東京で、これもまた村上龍っぽいなぁとは思ったけれど、情報量・知識量ともに圧倒的に足りない。つまりそこには逼迫感・切迫感=リアリティーが無い。

    ってことで上巻のみで読書放棄。
    ごめんね、古川さん。

  • 才能がありすぎて感動した。

  • ヒツジコ燃え

  • 久々に、読む。難しいけど、昔よりは話とかも追えるように、わかるようになったと思う。[07/11/09]

  • どんだけ^^←

  • 幼少期を無人島で過ごしたトウタとサクラコ。
    二人は成長し近未来の東京へ。
    そこはヒートアイランド現象で熱帯のようになったところで、外国から移民による犯罪、疫病が蔓延していたとさ。

    無人島のときはすんごく面白かった。
    トウタもサクラコも幼すぎてしゃべれないから
    ひたすら三人称で突っ走ってた。
    疾走感あふれる文章に引き込まれた。
    無音の音楽?を聴いているような感じで。

    でもその後(東京に来てから)は難しかったなあ。
    疾走してる文章と内容に置いてかれたようです。

  • 古川さんを読むのは初めてだったんですが、文体が特徴的ですね。淡々としていて、慣れないと少し読みにくいです。好き嫌いがあるかも…。まだ上巻しか読んでいないけれど、続きは気になります。下巻も読んだらまた感想追加します。

  • 独特の言葉遣いと疾走感のある文章が好き。東京の街を思い浮かべながら読むと更に面白い。

  • 導入部分は面白い!これはいいかも!っと思いつつ読み進めていくと・・・なんだこれ。個人的にはものすごい失速感が。。とりあえず後編手元にあるので読みますが・・・きついな・・投げようかな・・はぁ・・

  • 無国籍化・熱帯化した二十一世紀の東京を舞台に新たな音楽と神話が紡ぎだす非現実的現実。独特な言葉遣いとハイテンポなテンポな文体が疾走する古川紀元元年の青春。

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著者プロフィール

1966年生まれ。著作に『13』『沈黙』『アビシニアン』『アラビアの夜の種族』『中国行きのスロウ・ボートRMX』『サウンドトラック』『ボディ・アンド・ソウル』『gift』『ベルカ、吠えないのか?』『LOVE』『ロックンロール七部作』『ルート350』『僕たちは歩かない』『サマーバケーションEP』『ハル、ハル、ハル』『ゴッドスター』『聖家族』『MUSIC』『4444』『ノン+フィクション』『TYOゴシック』。対談集に『フルカワヒデオスピークス!』。CD作品にフルカワヒデオプラス『MUSIC:無謀の季節』the coffee group『ワンコインからワンドリップ』がある。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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