サウンドトラック 上 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 591
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460773

感想・レビュー・書評

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  • 2006/10/

  • 上巻を読み始めた頃は、ぅううう〜〜〜ん??面白いかもぉ〜〜〜!っておもっていたのだけどぉ・・・・・

    その上巻の面白さが、その後にどう繋がるのかが読んでてわからない・・

    読めば読むほど、次々に登場人物が現れ、問題が山積みになっていくんだけど、収めどころがわからない・・

    主人公の少年:トウタはどんどん凶暴になっていくし、その妹のヒツジコもある出来事から変容していく。

    ヒツジコは踊って世の中を変えたり、人を倒したりするのだけど、想像がつかない・・・

    文章の中から、味や匂いを想像するのはむずかしい。

    目に見えるものの描写は自分の頭の中に与えられた語句を投影して絵にしていくこと、それに想像を加えて完成させることができる。勿論、中にはちゃんと動画にすることも・・

    だけど、これを読む限り、私の中でヒツジコの踊りを動画に投影することが困難だった・・・



    熱帯化した東京→移民の巣窟、スラム、ボートピープル・・・熱帯地方の伝染病・疫病の発生、謎の地底人の逆襲・・・



    時代設定は3〜4年後・・

    散漫な感じで、何もかもが中途半端な気がしてしまった・・

    読了はしたものの、最後まで読むのに苦痛がともなった。

    そして最後は唐突にあっけなく終わった・・・



    は?ってな感じで・・・



    すみません、途中から息切れしてきちゃったので、作者が言いたかったこと、読み取れませんでした。

    もしかしたら、もっと深い所に伝えたいものが潜んでいるのかも・・



    ただ、ヒートアイランド東京に3〜4年後といわなくても、近いものがあるかもしれないって気はします。

    樹木を大事にして、必要以上にクーラーとか使わないようにして、土を大事にして、水はけを考えて、これ以上、東京を壊さない努力はしなくてはなりませんよね。

  • 幼い頃に、父親と海に出た主人公トウタ。だが、父親は波にさらわれ船の上から消えてしまう…。トウタが、行き着いたのはヤギがたくさん生息する無人島。その数日後、母親と一緒に入水し死に切れなかったヒツジコもその無人島に流れ着く。その数年後、二人は保護されて小笠原で学校を出て東京に帰った彼らは…。

    スピード感がある小説。すごく魅力的で、不思議な感覚に陥ります。

  • 2006/09/27購入。2006/12読了。とんでもない小説だった。

  • 実は下巻は途中でギブアップだったりする。

  • 書き方斬新だった気がする。
    けど内容よく分かんないし意味なくエロかったような…

  • ・・・・・ごめんなさい、よくわからなかった。読めない。。。けど、下もこれから読みます(笑)

  • 表紙買いした作品。ヒートアイランド化した近未来日本を疾走する青年トウタと女子高生ヒツジコ。衝撃的、息を飲む展開が繰り広げられる世界−−

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著者プロフィール

1966年生まれ。著作に『13』『沈黙』『アビシニアン』『アラビアの夜の種族』『中国行きのスロウ・ボートRMX』『サウンドトラック』『ボディ・アンド・ソウル』『gift』『ベルカ、吠えないのか?』『LOVE』『ロックンロール七部作』『ルート350』『僕たちは歩かない』『サマーバケーションEP』『ハル、ハル、ハル』『ゴッドスター』『聖家族』『MUSIC』『4444』『ノン+フィクション』『TYOゴシック』。対談集に『フルカワヒデオスピークス!』。CD作品にフルカワヒデオプラス『MUSIC:無謀の季節』the coffee group『ワンコインからワンドリップ』がある。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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