真夜中のマーチ (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460957

感想・レビュー・書評

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  • ドタバタ、ドタバタ
    ただそれだけ

  • ヨコケン、ミタゾウ、クロチェの25歳トリオが10億円横取りを目指すお話です。

    ドーベルマンのストロベリーが登場しますが、ほとんど活躍の場面はありませんでした。

  • 財閥御曹司詐欺のところまでは面白かったけど、10億円強奪に話が移ると、途端につまらなくなった。

  • 大金を奪おうとしてる割にはアホな弟を使ってるし、計画も行き当たりばったりが多い。何よりも人物に好感がもてない。この手の小説にしては爽快感にかけると思う。

  • 一気に読んだ おもしろかった けど
    奧田英朗にはもっと期待してしまう

  • 肩書きはプロデュース会社の社長-その実態は出会い系パーティーで美人局をして金を稼ぐ男とそのカモになった財閥の御曹司に勘違いされた男。
    カモる側とカモられる側。
    相反する二人が何故かコンビを組んでヤクザの上前をハネる計画を企てる。
    所が計画はことごとく謎の美女に邪魔をされて失敗に終わる。
    やがて3人は手を組み、もっと大きな計画を企てる。
    という話。

    ドタバタ、コメディー犯罪小説です。
    最初は中々面白いと思って読んでいましたが、中盤あたりからドタバタ感が強くなってちょっとな~という感じでした。
    登場人物が個性的で、最初は上下関係のあった男二人があだ名で呼び合ったりするのが楽しくセリフも面白い。
    ストーリー運びもテンポが軽やかで、軽~く読める本です。

  • 後半になるにつれみるみる失速。登場人物も魅力なさすぎ。なんだこれ、どうしたの?

  • 3人のダメ男が手を組み詐欺師からお金を奪う計画を立てる

  • 著者が登場人物を生かしきれていない印象です。
    リアルとかけ離れた物語だからこそ、もう少し違う表現方法があったのではないか。と思ってしまいます。

    痛快と軽薄は違うものということを考えてしまう。
    そんなジャンル。

    これがもし、奥田 英朗先生での初めて読む作品だったら、奥田 英朗先生を敬遠していたと思います・・・

  • 奥田英朗らしい人物の描き方だった。ミタゾウとクロチェは一瞬で好きになったがヨコケンだけはなんだかダメだった。お話は最後に盛り上がるいつも通りの面白さ。

著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。近著に『罪の轍』。

「2021年 『邪魔(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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