- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087461442
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
ついに宋江が梁山泊に入山するとともに朝廷による行動も一気に加速してきた。青蓮寺はどのような反撃するのかと考えたが、ここで独竜岡が出てくるのかと感心した。
宋江が入山後の大きな山の一つが独竜岡との戦いにどのように展開するのかが今から楽しみだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
はい。
もう何もいうことなし。
もう、もう、もう、カッコいいの一言。
スパイの女に早く気がついてほしぃ。
そして、もう一人も命を落とさないで欲しい。
男前が傷つくのを見るのはもう嫌だ。笑
ただ、ただ、そう思う私でした!!!!
この本。終わらせたくない。一生読んでたい。って思える、久々の大好きな長編です。 -
第7巻。官軍にデキル軍師が現れる。これまでとは異なり、徐々に締まった強い組織へと変わり始める官軍。でも、そんな彼にも人間らしい弱みがあることも示唆される。この先の伏線なんだろうな。
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もう、どんどん死ぬやん。゚(゚´Д`゚)゚。
いよいよ宋江が梁山泊に入山し、晁蓋と並びたち官軍いや宋国との本格的な戦争へと突き進んでいきます
そしてそして次巻ではオリジナル水滸伝では前半最大の山場となる祝家荘との戦いへと続いていきそう
『水滸伝』のスーパーアイドル一丈青扈三娘も登場し、こちらは青蓮寺の天才参謀聞煥章となにやらありそうな感じ
全ての男の子に勇気を与える存在の王英先生はまだ到着してません!ヤバい!早く来て!
はい、一〇八星ぜんぜん違うじゃん!のコーナー!
今回は第二十九位の好漢、天罪星の短命二郎(たんめいじろう)阮小五です
元漁師、阮三兄弟の次兄ですね
オリジナルでは他の兄弟と一緒に水軍の隊長になり長く活躍しますが、『北方水滸伝』では、呉用の進言でなんと軍師修行を始めます
かなり短気な荒くれものの性格はオリジナルと一緒ですが、『北方水滸伝』ではそれを抑え込むことができ、尚且ついろいろなことに目端が効き、まさに知恵者の原石を思わせます
それでなくても公孫勝に致死軍頭領という役割を与えてしまったこともあって、北方梁山泊には軍師が少ないんですよ
軍師とは縁遠いところにいる阮小五をサプライズ抜擢して成長を描いていくんやな〜と思わせておいて…この野郎!
ところでワタクシ、この『北方水滸伝』をオリジナルと(ぼんやりと)対比しながら読み進めているわけなんですが、自分贔屓で申し訳ないけど、やっぱりオリジナル及び吉川英治の『新・水滸伝』くらいは読んでいたほうがより楽しめると思うんですよね
このオリジナルとのギャップをきちんと把握するほど、読んだときのぶっ飛びが強烈になると思うんですよ
どっちでも凄い面白いんですが、ホームランか場外ホームランかってくらいの差があります
え?どっちも同じ1点でしょって?
いや君とはちょっともう話できんわ-
2023/09/14
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北方謙三は、もっともっと活躍させようとして登場させたのに、筆が滑りすぎて、「コイツもうやりきったな」と思った途端に殺してしまうようです。そう...北方謙三は、もっともっと活躍させようとして登場させたのに、筆が滑りすぎて、「コイツもうやりきったな」と思った途端に殺してしまうようです。そうやって、志半ばで死ぬ人間が幾人か出て来ます。2023/09/17
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そ、そうなんですね(゚A゚;)ゴクリ
正直、阮小五は楊志の35倍くらいびっくりしました
才能の片鱗を見せ始めたところでって…軍師修行させた...そ、そうなんですね(゚A゚;)ゴクリ
正直、阮小五は楊志の35倍くらいびっくりしました
才能の片鱗を見せ始めたところでって…軍師修行させた意味がわらん!と思いましたが、でも戦争してたらそんな「死」は珍しいことではないのかな?むしろ何かを成し遂げての「死」の方が稀なんだろうなとも思いました2023/09/17
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ボスの介護のせいでわりと部下死んでるお話し
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気づきました、私。
150ページに1人は死ぬことを。
雄々しい雷横。勢いよく読んでいるのに戦っている姿がスローモーションで脳裏に浮かんで…
ああ、涙。朱仝も辛いよね。先に梁山泊に入ったと思ったら相方が先に戦死しちゃうんやもん。
でもそのおかげで宋江は逃げられたから。これは戦。と言い聞かせて。
少華山の豪傑たちの志にも胸を打たれたなぁ。
阮小五、最期は晁蓋に見送ってもらってよかった。でももっと活躍して欲しかったよ。最初に出てきた時から大好きだった阮小五。ああ、涙。
官軍が大胆なことするから大変ね…
どうなるんかな……
こわ……
馬桂さんよ、私はあんたを許さんど。
時遷も…惜しい人……!石勇後は頼んだ。
そしてまたまた解説がスンバラ
「死んだ男の残したものは」という曲を紹介されていてね、歌詞が6番まであるのに、歌は5番までしかなくて、6番を歌わないことでそのメッセージを伝える、っていう曲なんやって。
まさか、小説の後書きでそんな曲に出会えるなんて……震える -
相変わらず官軍の盛り返しが激しくて、盛り上げるためにも簡単には負けんぞ、という意気込み。でもいかんせん、末端の能力では劣るのよなぁ。質 VS 量の戦いなので、いうても三國無双みたいになってしまうのは、まぁしょうがないか。
しかし馬桂が今後もいい感じに生き残って皆をひどい目に合わせそうじゃないの。楽しみ。 -
2021.11.19
次の戦は熱い戦いになりそうだなぁ。
死ぬなよ。しかし、死を恐れるな
は名台詞。 -
揚志、石秀、周通に続いてまた…百八星が揃い踏みすることなく次々消えていく非情の北方版。「太陽にほえろ!」の殉職刑事ではないが(古っ!)、死力を尽くした好漢たちの死に様もこのシリーズの見どころの一つ。次は誰が逝くのかハラハラドキドキ、そしてウルウルしながら読んでいる。
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4.2
なぜか7巻だけ評価し忘れてた。
阮小五は今までで一番泣きそうになった。
けどやっぱ雷横の最後の戦闘シーン。
今までのアクション場面の中でも1,2を争うカッコ良さだった。
生き様も、a.k.a.である「挿翅虎」としての強さもカッコ良すぎる。最後の最後に渾名の全貌が明らかになるのも美しい。