水滸伝 9 嵐翠の章 (集英社文庫 き- 3-52)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087461640

感想・レビュー・書評

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  • まずは林冲。よくぞ死亡フラグをへし折ってくれた!
    大好きなキャラクターなのでひやひやしました。
    見せ場もあり非常に面白かったです。
    宋江と林冲の師弟のような、父子のような関係にも涙させられました。

    今巻で死ぬ人はいないだろうと思いきや、終盤で鄧飛が…

  • 今回は、もしかして林冲が…と思わされる巻でしたが、死地を脱して良かった。
    最後まで今回は誰も死なないのかな〜とどこか安心していたのですが…
    そう簡単にはいきませんね、やはり。

    毎回、ハラハラドキドキ。
    次巻も楽しみです。

  • 913.6 キ (9) 登録番号8944

  • 林冲にほっとしました。よかった。
    そして塩の道を守る戦い。
    今後扈三娘は大きな鍵になるのかな。楽しみです。

  • 親友が医者ということで死亡フラグ回避。やったね。
    あと秦明良かったね。

    各拠点の部隊の再編を行う描写を見ると、
    シミュレーションゲームを想起させて面白い。

    大抵仲間になる奴は何かしら特殊能力を
    持っていて、メンバーの組み合わせ次第で
    力を発揮、みたいな。

    この巻で思わぬ能力を見せ付けたのは
    呂方、解珍、鄧飛あたりか。

  • 人の記憶に英雄として残りたいと言った鄧飛
    最高のシニバナを咲かせて散って行った
    みんな、死に際にこだわっているよ
    男の美学なんだろうね

  • 人として間違っていないお前を処断する事は、私にとっては痛恨の極みである。

    私が死ぬ事で、はじめてお前に死罪も申し付けられる。
    (林忠と宋江)

  • 林沖が助かって良かった^_^

    一丈青、見てみたいものだ^_^

    折り返しに近づく

  • 柴進なんかやだ

  • この辺りからキャラクターの描き分けが難しくなってきている。
    敵方のキャラクターにもそれなりの想いが生まれてきて、
    大義というものが単純でなくなってきた。

    政府側の敵キャラをしっかり描く程、
    単純な「敵」ではなってきて、彼らなりの
    国の有り様が生まれてくる。

    正義というものの不確かさをあらためて
    考えさせる。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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