水滸伝 12 炳乎の章 (集英社文庫 き 3-55)

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  • 集英社
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感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087462081

感想・レビュー・書評

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  • 晁蓋と共に戦う、と宣言した宋江のシーンが、すごくよかった。あとは
    盧俊義と燕青。燕青かっこよすぎ〜。

  • 拷問レクチャー。

  • 塩の道が危機に。燕青の活躍が見どころ。そして梁山泊に関勝軍が迫る。総力戦が続く。

  • 関勝、梁山泊に入る。

  • 今まで何度も登場したものの、なかなか語られなかった廬俊義と燕青の関係も明らかに。
    父親である廬俊義を救う燕青の聡明さ、強さ。
    この十二巻に燕青の魅力がぎゅっとつまっていて、一気に燕青が好きになった。
    また、林冲と史進の関係がいい。
    晁蓋がいなくなってからの梁山泊と青蓮寺は互いに探りあいながら、表で裏でさらに激しくぶつかり合っていく。

  • 2013.1.29 上を支える秘書的な役割をしている燕青、解珍、宣賛の賢明さに惚れた。頼もしすぎる。

  • 晁蓋を失ったことによる梁山泊の反応が
    前半でかかれます。
    晁蓋を悼む旗を見ることで
    皆頑張れたよ、というお話。

    また、拷問の責め方として、
    単純に物理的に痛めつけるだけではない、
    心理的な責め方について書かれています。

    「最近瘦せてきた」フラグ回収。
    飄々としたキャラを失うのは悲しいです。

  • レビュー

  • この巻では闇塩の重要な役目を担っていた廬俊義が青蓮寺に捕縛され、塩の道が解明されてしまうか?というところで燕青が救出に向かうという塩の攻防の話と地方軍の有力将軍の関勝が梁山泊軍に加わることになるまでの話の構成になってます。
    関勝が加わった梁山泊軍と官軍との今後の抗争が楽しみになってきました!
    それにしても史文恭というのは嫌なキャラクターですね。

  • 2012/11/04完讀

    晁蓋遭到史文恭的暗殺,水滸英雄們更加努力補回晁蓋死去留下的空白,並未造成混亂。

    鹽道被青蓮寺抓到蛛絲馬跡,盧俊義遭到逮捕與拷問。燕青冒死把盧俊義救回梁山泊,是這本書的焦點所在。

    我自己很喜歡「地蔵の星」這一個章節。朱富在梁山泊的角色是繼朱貴之後經營酒店,在這章中他也不過是以一個酒店老闆且多半是旁觀者的角色登場,但透過他,寫關勝和梁山泊眾豪傑在酒店裡吃饅頭喝酒聊天的橋段,實在寫得太有味道了(尤其呼延灼這段實在是精品!)。這一套書的劇情鋪陳,一直都給我一種作者太強烈的操縱感,但是北方令我佩服的是刻畫人物這點實在太出色了,豪傑們彼此間的紐帶與情誼,英雄惜英雄的感覺,每個人各自有自己的背景,帶著自己的傷痕,有掙扎,有猶豫,有後悔,但都在努力走自己的路。一種毫不需要(也很難)用言語表達的、在底層深刻地流動的重厚色彩,籠罩著全景,帶著一抹哀傷,但也帶著一抹昂揚,在黑暗的人生中成為一個個動人的亮點。我彷彿可以感覺,北方默默地塗抹不需要詞彙的重厚色彩的樣子,在眼花撩亂的劇情的背後,那個色彩才是他的主旋律,也才是打動我的部分。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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