- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087464320
感想・レビュー・書評
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常野物語1作目の、拝島親子の話が記憶に残っていたので彼女らを主人公にした話と知ってわくわくして読み進めました。(瑛子さんみたいな上司がいてくれたらなとか瑛子さんみたいに働けたらなとか)
希望と薄気味悪さが同時にある。どうなるんだろう、と先を急いで早く早くとページをめくってしまいました。
終わりかたについては、あ、終わった、みたいな、ちょっと、盛り上がりきらないまま終わってしまった感じはわたしの中でありました。正直すっきりする終わり方ではないと思います。
なんと2作目を読まずして読んでしまったので、2作目を読んでいたらまた違っていたのかもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
常野シリーズのエンドを飾る話としては中々に毛色が違い、ラストも少なからず拍子抜けする話ではあったが、話の構成が組み立てがとてもスマートで一つのSF映画を見終わったような読了感を感じた。
恩田先生の本にしてはなかなかサラリと読める作品だった。実際4時間程度で読了している。
面白かった! -
常野物語シリーズ第3弾。
常野一族の能力を扱った短編集「光の帝国」の中から
「裏返す」「裏返される」を繰り返し、「オセロゲーム」のような
戦いを続けてきた一族の事を描いています。
洗って叩いて白くする・・・
怖すぎるんですけどぉ~(〇o〇;)
ゲームの終わり(エンド・ゲーム)の始まり・・・
新しい生活・・・(゚ロ゚;)エェッ!?
終わり方は、なんとも穏やかな感じですけれど
それでいいんだ?
これは微妙な感じだなぁ~(^◇^;)
悪くはないんですけどね・・・
やらかしてるわけではないですよ!(念のため) -
常野物語シリーズの三作目。一作目の光の帝国と二作目の蒲公英草子は面白く読めたのだが、本作は「攻めすぎた」内容で全くしっくりこなかった。
話の大筋としては理解できるのだが、やっていることが抽象的過ぎてうまく捉えられない感じ。仮想空間や精神世界の描写が続くのも疲れてしまった。 -
蒲公英草子の読後感が良かったので、次に読みましたがちょっとイメージが違いました。
主人公が誰と何の為に闘っているのか、裏返す、というのは精神的に支配することなのか?読み進めるうちに見えてくるのかと思いましたが…ぼんやりとしたままでした。モヤモヤ感が残りました。 -
2008.2.26
相変わらずの恩田ワールドやわ。
途中からどんなオチやって考えてみたけど、結局「裏返る」とか「洗濯」とかよくわからんことで、オチもよくわからんかった。 -
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