3センチヒールの靴 (集英社文庫)

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  • 集英社
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感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087467697

感想・レビュー・書評

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  • 恋愛短編集。同じような名前が出てくるから繋がってるのかと思ったけど、そういうわけでもなかった。

  • かなり気軽に読める短編集。江國香織からロマンティックさを取った、ちょっとメランコリックなストーリーが多い印象。

    『3センチヒールの靴』
    男みたいに歩みたいけど、女らしくもありたい。そんな人が履く3センチヒール。7センチ、9センチヒールをカツカツ鳴らして歩くのは、私にはしんどいのだと、最近ようやくわかってきた。

  • あー
    ひとりぼっちにどっぷり浸かりたい時にいい本だ。短編なのに、その場の描写に終わらず、ちょっと先のことが感じられるのがよかった。「それでも前を向こうとする感じ」とでもいえばいいのかな。
    でも、お別れした直後に読むには寂しかった。
    まぁ、「目には目を、孤独には孤独を」療法ってことで。

  • 「結婚しないかもしれない症候群」の著者。
    懐かしさと「3センチヒールの靴」というタイトルに魅かれて読んでみたけど、暗めだしもう一つ魅力に欠けるなあ。
    (図書館)

  • 短篇は苦手だなと、つくづく感じた。
    一つの場面を、一方向からしか見られないので、寂しさも感じてしまう。
    たった一つ良い点は、場面数が多いので、サンプルが多いことかな?

  • これまでに読んだ谷村作品とは少し毛色が異なる印象。
    森瑤子と藤堂志津子と山田詠美を足して割ったような…。

    薦められて読んだけれど、正直あまり響かなかった。

  • 男性は読んでもつまらないんだろうなー

  • タイトルに惹かれて購入しました。
    内容云々の前に、文中にちょっと似たような言い回しが多いです。
    思わず、あれ、さっきと同じ話読んでる?と確認してしまうぐらい。

    内容は年齢的なものかもしれませんが、どれもあまり主人公たちに感情移入できず…。
    どれもこれも終わってしまう理由は女性側にあるような気がして、主人公の大半はちょっと流され過ぎじゃないかと思いました。

    もう少し自分をしっかり持った女性がいいですね。

  • 2012/3/?読了

  • 30歳前後の、女性たちの話。どの話も、悩み、戸惑いながらも最後にはなんとなく希望がみえる。帯にあるように、「なんで自分だけ…」と悲観的になったときには読み返そう。

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著者プロフィール

1962年北海道生まれ。北海道大学農学部卒。’90年『結婚しないかもしれない症候群』で鮮烈なデビュー後、’91年に処女小説『アクアリウムの鯨』を刊行する。自然、旅、性などの題材をモチーフに数々の長編・短編小説を執筆。紀行、エッセイ、訳書なども手掛ける。2003年『海猫』で第十回島清恋愛文学賞を受賞。

「2021年 『半逆光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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