- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087467697
感想・レビュー・書評
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かなり気軽に読める短編集。江國香織からロマンティックさを取った、ちょっとメランコリックなストーリーが多い印象。
『3センチヒールの靴』
男みたいに歩みたいけど、女らしくもありたい。そんな人が履く3センチヒール。7センチ、9センチヒールをカツカツ鳴らして歩くのは、私にはしんどいのだと、最近ようやくわかってきた。 -
あー
ひとりぼっちにどっぷり浸かりたい時にいい本だ。短編なのに、その場の描写に終わらず、ちょっと先のことが感じられるのがよかった。「それでも前を向こうとする感じ」とでもいえばいいのかな。
でも、お別れした直後に読むには寂しかった。
まぁ、「目には目を、孤独には孤独を」療法ってことで。 -
「結婚しないかもしれない症候群」の著者。
懐かしさと「3センチヒールの靴」というタイトルに魅かれて読んでみたけど、暗めだしもう一つ魅力に欠けるなあ。
(図書館) -
短篇は苦手だなと、つくづく感じた。
一つの場面を、一方向からしか見られないので、寂しさも感じてしまう。
たった一つ良い点は、場面数が多いので、サンプルが多いことかな? -
これまでに読んだ谷村作品とは少し毛色が異なる印象。
森瑤子と藤堂志津子と山田詠美を足して割ったような…。
薦められて読んだけれど、正直あまり響かなかった。 -
タイトルに惹かれて購入しました。
内容云々の前に、文中にちょっと似たような言い回しが多いです。
思わず、あれ、さっきと同じ話読んでる?と確認してしまうぐらい。
内容は年齢的なものかもしれませんが、どれもあまり主人公たちに感情移入できず…。
どれもこれも終わってしまう理由は女性側にあるような気がして、主人公の大半はちょっと流され過ぎじゃないかと思いました。
もう少し自分をしっかり持った女性がいいですね。 -
2012/3/?読了
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30歳前後の、女性たちの話。どの話も、悩み、戸惑いながらも最後にはなんとなく希望がみえる。帯にあるように、「なんで自分だけ…」と悲観的になったときには読み返そう。