- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087468458
感想・レビュー・書評
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森見登美彦さんの小説を初めて読んでみました。
よくわからなかった……
これが森見ワールドというやつなのか
想像しにくい箇所があり(私の想像力が乏しいからなのかもですが笑)挿絵とかあれば楽しめたかも?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「きつねのはなし」と「有頂天家族」がお気に入り。
久しぶりに読んだのが偶然にも宵山。
万華鏡ということから、キャラを狭い空間に
放り込んで、覗き見た世界というのでしょうか。
仕切られた世界と、隣り合った世界。
全部読んで初めて納得できたんだけど、最初は
とっ散らかり過ぎて、気味が悪かった。
遠野物語とも、常野物語とも違う異質な恐ろしさ。
子どもと赤い浴衣と兵児帯のヒラヒラが、金魚の
尾びれと重なって、強烈に刷り込まれた感じ。
これは合わなかったぁ~ -
森見ワールドに引きずり込まれ、さんざん迷った挙句、あれ?っていう感じ。登場人物に感情移入がしにくかったのが要因かな。
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これはね、脳内映像作成班に莫大な賃金を弾んでる読書富豪が読むやつ。
うちだってそれなりの待遇で雇ってると思ってたけど、これ読み始めたら、一人抜け二人抜け、みんな昼飯行ってしまった。 -
不思議で鮮やかな森見さんワールド満載の短編集、だけど一冊で「宵山万華鏡」は完成します。
ただ、夏に読めばよかったかなと思ったかな…。祇園祭が近くなったら、もう一度読みたい。
個人的には、宵山劇場が1番好きだ。
こういう甘酸っぱい学生の話が、
森見さんは上手だと思います。
ああ、関西に住んでるのに。
祇園祭行ったことないの。
一回行って見たいなぁ。こんなの読んでしまったら憧ればかりが募るよ。 -
ひとつひとつのお話が混じり合っていて、夢なのか、現実なのか分からなくなる。流石の森見ワールド…
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祇園祭に行く前に勉強がてら読みました。この時点で何か間違えてる気もしますが、笑
うーん……この作品はちょっと不思議というよりは不気味な雰囲気で苦手かな。持ってるけど読み返すことはないだろうなあ、という感じです。 -
狐の話の系列と勝手に判別しているが、京都の華やかさと暗闇の怖さが同時にしかも賑やかに表現されてる作品。シリアス森見ならこの本が一番好きかな?
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京都の三代祭りのひとつである祇園祭の宵山の夜を舞台して繰り広げられる森見作品。
それぞれの話が万華鏡の模様のように混ざり合ったり交錯したり、どれが実像でどれが虚像なのかわからなかったり…
相変わらず読んですっきりする作品ではないけど、京都が舞台ということで買ってしまうモリミー。
読後感は「よくわからん」だけど、祇園祭にいきたくなるから不思議!
2012.5.8(水)