ぼくのパジャマでおやすみ デビューセレクション (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087470550

感想・レビュー・書評

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  • 山本文緒先生の少年視点少女小説・・・
    やっぱりなんてーか・・・空気感が・・・懐かしさすごいな・・・

  • 子供のくせにみょうに聡いこと言う男の子がでる話が大好きだからかってみたけど
    心情描写よりセリフが多い気がしてあれ大人が書いてんのにさとくないぞ
    てかんじ
    ゆえに
    後書きでポップであることを意識したてときいてちょっとインタレスティング。あとがきのあとがきでは山本文緒がそこに言及してるまでがこの本のたかまり。べつにおもしろくはない。

  • 青春ものは、胸が熱くなる。懐かしさも感じる。
    こういう時代もあったんだなぁ、と思う。

  • あっという間に読了。
    山本文緒には珍しく、男子高校生の恋と友情の物語り。
    淡く歯がゆくくすぐったい、ティーンならではの心模様が描かれていて、かわいいお話し。

  • 男の子ってバカだなぁ…

  • コバルト文庫復刻版。1989年の作品。

    著者曰く当時は「ポップ」を目指していたとのこと。
    ポップとは、大衆的で通俗的で、楽しくて明るくて弾けていて、ちょっとホロリとできて、でも前向きで元気がでる。
    保守的で優柔不断な男子高校生の恋と友情を描いた、まさにポップな小説でした。
    (図書館)

  • 1970年の大阪万博が舞台。当時のことは知らないけれど、きっとこんな風に熱気に溢れた時代だったのでしょう。

    恋愛小説だと思って読むと、なんだか違和感がある。なんだろう。娘が夫との子供でないことを仄めかしているからかな。

    それ以上に在日外国人に対する当時の考え方が印象的だった。

  • コバルト文庫5作目の復刻版。
    主人公はバイクと女の子が大好きな男子高校生のほずみ。バイクのローンと一人暮らしの生計を支えるため、ドーナツショップでアルバイトをしている。そこで出会った真冬と晴れて付き合うことになって浮かれるほずみだが、優柔不断の性格が災いして、親友の股一(すごい名前!)と真冬、幼なじみのリオコにそれぞれ秘密を作ることになってしまう。
    これまた典型的な青春モノ。人が良くて憎めない性格の主人公には、いつも幸せが用意されているのだった。

  • 巻末あとがきの「ポップであるということ」になんだか妙に得心がいった。
    たのしいお話というのは読んで気持ちが良いものですね!

  • 設定が漫画ちっく。ほずみの優しさの源はわかったし、誰かが僕を必要としてくれるんなら、できるかぎり付きあおうって気持ちも素晴らしいと思うけど、ぼくのパジャマでおやすみって題名の意味も素敵だと思うけど、どうもイマイチ。

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著者プロフィール

1987年に『プレミアム・プールの日々』で少女小説家としてデビュー。1992年「パイナップルの彼方」を皮切りに一般の小説へと方向性をシフト。1999年『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞受賞。2001年『プラナリア』で第24回直木賞を受賞。

「2023年 『私たちの金曜日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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