恋愛は少女マンガで教わった (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 59
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087471168

作品紹介・あらすじ

少女マンガは恋愛のバイブルだった。「愛に生きるのが女」「耐えてこそ純愛」「妻の座は勝利の証」…。少女たちは甘い夢とスゴスギのドラマでヒロイン気分に浸りながら、恋愛・結婚観を知らず知らずに刷り込まれていた!そして、マンガで培ってきた「こうなるはず」幻想を未だ捨てきれず、「こんなはずじゃなかった」と現実を噛みしめる。少女マンガへの愛が甘酸っぱく広がる恋愛論。

感想・レビュー・書評

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  • 作者が「教わった」話なので、扱われる少女漫画が限定的なのは仕方ないのかな。
    作者の恋愛話色が思ってたより強くて少し期待外れ。でも人の漫画の思い出を読むのも楽しくはある。

  • この人、少女マンガは読むけど、べつに好きでもなく、愛もないんでしょうね。ネットでウンチク語りたい程度なら読んでいいと思いますが、それ以上はなく、場合により非常に不愉快。

  • 10年も昔の本ではありますが……いちいち身にしみて痛かった。

    少女マンガの恋愛と現実はごっちゃにしちゃいけませんな。

  • 少女マンガは恋愛のバイブルだった。「愛に生きるのが女」
    「耐えてこそ純愛」「妻の座は勝利の証」・・・
    少女たちは甘い夢とスゴスギのドラマでヒロイン気分に浸りながら、
    恋愛・結婚観を知らず知らずに刷り込まれていた!
    そして、マンガで培ってきた「こうなるはず」幻想を未だ捨てきれず、
    「こんなはずじゃなかった」現実を噛みしめる。

    少女マンガへの愛が甘酸っぱく広がる恋愛論。

    集英社文庫(1999/10/25第一刷)


    ○男から献身されつつ、奪われたい 女の欲深で矛盾する願望
    ○愛に生きてこそ、女 一途な恋だけがホンモノ
    ○一線を超えるのが、怖い 性愛からの逃避と少年愛
    ○白馬の王子様やーい! 女の上昇志向と変身願望
    ○愛はおしみなく、奪うもの 独占欲・嫉妬・復讐について

  • これ笑ったなぁ

  • 様々な古典少女マンガが引き合いに出されて、片っ端から読んでる最中でスw

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著者プロフィール

作家、エッセイスト。山梨県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科映像デザインコース卒。
『ニューヨーク・ナイト・トリップ』で作家デビュー。女性の生き方をテーマにしたエッセイにも定評があり、『地味めしダイエット』(光文社)、『愛しの筋腫ちゃん』(集英社)、『横森式おしゃれマタニティ』(文藝春秋)など著書多数。『40代 大人女子のための”お年頃”読本』(アスペクト)はベストセラーとなった。
ベリーダンスの講師でもあり、主宰するコミュニティサロン「シークレットロータス」では定期的にレッスンを行っている。

「2016年 『人生を踊るように生きて行こう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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