シュガーレス・ラヴ (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1969
感想 : 222
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087472042

感想・レビュー・書評

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  • うん、読みやすくて普通なかんじ。
    貧血の章も欲しかったな。
    生理痛と自律神経の章はとても共感した。

  • 現代の病名を副題とした短編集。設定が面白いと思ったのですが、読後、どの作品も琴線に引っかからなかったのが残念です。

  • 旨い作品である。それぞれの人物の感性がよく描けられている。甘くなく程よく苦味がいて心地いい。『シュガーレス・ラヴ』が構成も道具も巧みで特に良かった。『月もみていない』、『過剰愛情失調症』も良かった。

  • 短編集。

  • ひりひりする。そんな感じ。

  • いまいち。。。

  • ■ 1537.
    〈読破期間〉
    2015/3/12~2015/3/15

  • 病気を題材とした短編集ときき、鬱々とした読後感にならないだろうか…と思ってたけど、ほとんどの山本さん作品を読み尽くした今、大丈夫と思い手にとったもの。そういう意味では紙婚式と似ている。
    紙婚式ではあまりなかったけど、この話、あの話に似てるなーと思う事がしばしばあったり。。

    どの話も、中盤かおわりにかけて、主人公や登場人物の意外な事実が明かされていったように思う。
    秘密的な何かとか、そういうのを連想するような。

    内容に影響を受けたのか読んでる前後に体調が悪くなった話もあったけど、意外に前向きな終わり方の話が多くて良かったな。
    切なかったり不穏な終わり方の話もあったけど。
    最後の話、前向きに見せかけて不穏な終わり方だと思う…。
    彼女の冷蔵庫、ご清潔な不倫、夏の空色が好き。
    いるか療法、過剰愛情失調症は続きが気になる。
    ねむらぬテレフォンはすっきりする終わり方ですがすがしい。

  • 一人ひとり、様々な人生を送っている。
    自身を客観視できる余裕が生まれる。

  • 面白かった!
    心と体は密接に繋がっている。
    色々な体の不調は、心の問題と密接に繋がっていた。
    山本文緒さんの短編、もっと読んでみたいー。

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著者プロフィール

1987年に『プレミアム・プールの日々』で少女小説家としてデビュー。1992年「パイナップルの彼方」を皮切りに一般の小説へと方向性をシフト。1999年『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞受賞。2001年『プラナリア』で第24回直木賞を受賞。

「2023年 『私たちの金曜日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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