プリズンホテル〈4〉春 (集英社文庫)

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著者 : 浅田次郎
  • 集英社 (2001年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087473780

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プリズンホテル〈4〉春 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 数々の笑いと感動をくれたプリズンホテルが終わってしまった(T-T)今回もドタバタで楽しめたけれど「富江は何処に…?」と心配が心の隅に( ´△`)そして最後は大団円!(^^)だけど、やっぱり「富江~(ToT)」と思ってしまった(..)いつからこんなに富江のファンになっていたんだろう?(--;)

  • シリーズの締めに相応しくまとまった内容になっていました。
    ただ孝之助の破天荒っぷりが余り見られずちょっとガッカリ。

    プリズンホテル、思いのほか楽しんで読んでいたので終わってしまうのが淋しく
    チビチビと読み進めていました。

    やっぱり浅田次郎好きだなぁ。

  • 泣かされた……泣かされた……。

    男ってどんなに年をとってもどんなに人望が厚くても馬鹿だなぁってしみじみ思ったし、
    大っ嫌いだったはずの木戸先生の薄っぺらい恋愛小説よりも任侠シリーズが受賞するだろうなと最初から分かるほどに、大っ嫌いなのに主人公の作品への情熱を理解している私がいました。

    最後の木戸先生の変身は変わりすぎて私も娘ちゃん同様に寂しい……。

    最後の最後に呼んだ「かあさん」の余韻が素敵すぎて1巻からまた読み返したくなる

  • 孝之介の抱えていた闇にようやく光が差し込んだようで、あまり好きではないキャラとはいえ安心して読み終わりました。主人公に感情移入できなかったせいか、解説にあるような「泣ける感動」は無かったけど、それより板場での人間ドラマと博打シーンが印象に残りました。シェフも板長も男前。最後、千代鶴是秀の包丁を渡すシーンにはさすがに涙が滲みました。それぞれ大団円、そしてこれからの出発。浅田さんの後書きには「皆元気で働いています」と書いてあったので、それならやはり一度泊まりに行ってみたいな、と思ってしまいました。

  • 大円団。任侠ものが好きな人は、この感じが好きなんだなとよく分かった。
    板長とシェフの職人魂がいい。本当に美味しい物を食べると人は笑う、とか、大統領にだって家族に作るように作ればいい、とか名言だらけ。

  • ついにシリーズ最終巻。
    なんかもうしょっぱなから最終巻的雰囲気を漂わせてた。ぷんぷん。
    あいかわらず素直になれず偏屈なままの小説家。
    でも、秋以降はミカちゃんには手をあげなくなったもようでそこは嬉しい。
    そして、結婚後は富江さんと別居していたのか。別居をきっかけに暴力をふるうこともなくなったのか。

    どんなに悲しい過去があっても心に傷を負っていても
    暴力は愛情表現にはなり得ない。たとえ当人同士が解りあっていても、とそう思っていたけど、
    初めて富江と小説家の関係性がクリアに見えた気がした。
    暴力、ダメ。絶対!という意見に変わりはないけど
    なんだか納得させられちゃったんだよなぁ。
    富江さんの懐の大きさ、愛情の深さに泣かされました。
    いなくなった理由も、そういうことか、と。
    もしかしたら仲蔵親分は知っていたんじゃないかなぁ。

    52年の懲役明けの弥一さんと楠掘留のエピソードは、なんかちょっと弱かった。弥一さんの話は面白いんだけど、楠掘の方はなんか感情移入できないまま終わったなぁ。とりあえず、良かったねって。

    三浦先生と春野ふぶきも似た感じ。
    週刊時代の今井くんがスキャンダルのことを忘れてくれたようなのも良かったね。

    服部シェフのエピソードは泣けた。
    梶平さん、シブい、シブいよ!!
    3巻目の解説に書かれていた笑っちゃう料理の意味がやっとわかる。
    ていうか文庫解説で次巻のネタバレてどうなの(笑)
    あじさいホテルに行っても、もうお夜食のリゾットは食べられないんだなぁ、残念。

    それにしてもたった1年、四季がひと巡りしただけで、そんなに色々変わってしまうんだなぁ、なんてしんみり。まぁ、小説なんだけど。

    ラストに憑き物が落ちたかのようにジェントルになってしまった小説家だけど、解説にもあったようにまた偏屈がぶり返すのも時間の問題かもね。そうでなくっちゃ気持ちが悪いし。
    だとしてもしっかり者のミカちゃんがいればきっともう大丈夫。

    ハチャメチャな喜劇なのに読ませ泣かせられ、浅田次郎の力量をまざまざと見せつけられた感じもする。
    これで最後かと思うと本当に残念だ。

  • 満足!!
    仁義の黄昏、哀愁のカルボナーラ読みたいー。

  • 長めの旅行をするときには、これシリーズを持ってゆく。

  • マザコン作家(男友達いなさそう)、純粋にすら見える極道、変な客、そして外国人従業員。湯元あじさいホテルでは、今日もまたドラマが生まれる。3からよくなるよ。必ず好みの脇役が見つかる。

  • 感動の大円団。
    誰も不幸にならないのがプリズンホテルのいいところ。
    極楽の湯でみんなが笑顔。

    粋な俣兄ぃが素敵なジジイでした。

  • 愛すべき人達が繰り広げる大団円。
    笑って泣けて、最高のエンターテイメント。

  • 416

    2017年では50冊目

  • 「プリズンホテル」シリーズ最終巻。まあ、大団円と言って良いのだろう。基本的に爆笑もののこのシリーズだが、個人的には木戸孝之介による暴力的な描写だけが玉に傷で、不快感を感じていた。最終巻に至って、彼もようやく第一次反抗期(ヤダヤダ期)を抜け出すわけだが、逆にその幼稚さが際立って、やはり不快感を覚えた。

    「冬」では、登場人物を爆発させ過ぎてかえって面白味を損なっていたが、「春」では、登場人物はそれなりに多いながらもきちんと濃淡があるため、物語としてのまとまりは遥かに良い。個人的には「秋」「春」「夏」「冬」の順に面白かった。

  • ところどころいい話があるシリーズでした。
    主人公の性格がなぜそうなっているのかを、ずっと物語の根底においているが、ない方がよかったかも。
    純粋にプリズンホテルの従業員、客の短編を集めていった方がおもしろかったかも。

  • 読み始め…06.9.29
    読み終わり…06.11.21 ・Nさんの本棚より・

    レビューは「夏」編 「秋」編 「冬」編に

  • プリズンホテル最終巻の「春」。
    夏には「夏」、秋は「秋」、冬は「冬」の巻を読み、「春」を読み終えた。
    最初から理由はどうあれ、あの小説家だけは好きではなかったけれど、
    彼の最後の登場シーンを読んで、心落ちついた(笑)。
    任侠コメディの馬鹿らしさと同時に、登場人物たちの真摯な心がツボだった。
    双方が上手く融合されていた作品だと思う。
    (はっきり言って最初に「夏」を読み終えた時、そのまま最終巻まで一気読みしたかった)

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    義母の富江は心の底から喜んだ。孝之介が文壇最高の権威「日本文芸大賞」の候補になったというのだ。これでもう思い残すことはない…。忽然と姿を消した富江。その行方を気に病みながらも、孝之介たちは選考結果を待つべく「プリズンホテル」へ。果たして結果はいかに?懲役五十二年の老博徒や演劇母娘など、珍客揃いの温泉宿で、またしても巻き起こる大騒動。笑って泣ける感動の大団円。

    【キーワード】
    文庫・シリーズ・極道・ホテル


    ++1+1

  • 皆それぞれに辛い別れがあり、そこからまた新しく始まる人生。
    「終わりと始まりの春」にふさわしい作品でした。
    シリーズの中では春が一番好きです。

  • なぜか冬を読んでからずいぶん空いてしまったものの、ついに完結。基本的には良い人ばっかりなのよねー、という事で少々穿って読みたくなる時もあるものの、まぁそこはええ話やなー、と素直に読んでおけば良いのかなぁ、と。

  • あー、良かったねぇ大円団…か?富江さん…

  • シリーズ最終章
    傍若無人に振る舞ってはいても、相手を思いやる心を持ち、ようやく過去を精算して晴々しい世界観をもって、プリズンホテルというやくざが運営するホテルを舞台に繰り広げられたドラマもようやく終了。
    浅田次郎氏の作品としては過去に読んだものと若干カラーが異なったような気がしましたが、こんな作品も書かれるのだと奥の深さを感じました。

  • ああ、名残り惜しい。プリズンホテル。
    なんて面白い話だろうか。すっかりプリズンホテルに集まる妙な縁にとりこです。終わってしまって残念。
    人情溢れるキャラクター達。52年間刑務所居たって人に出会ったら、「俺の悩みなんて…ハナクソだ。耳くそ野郎」って思うかな?

    また、泊まりに行こう行きたい。

  • 感動の最終巻.最初から最後まで飽きさせない展開に脱帽.何より鬼畜小説家の更生?に胸を撫で下ろす.みんな幸せになってね!!
    以下あらすじ(裏表紙より)
    義母の富江は心の底から喜んだ。孝之介が文壇最高の権威「日本文芸大賞」の候補になったというのだ。これでもう思い残すことはない…。忽然と姿を消した富江。その行方を気に病みながらも、孝之介たちは選考結果を待つべく「プリズンホテル」へ。果たして結果はいかに?懲役五十二年の老博徒や演劇母娘など、珍客揃いの温泉宿で、またしても巻き起こる大騒動。笑って泣ける感動の大団円。

  • 夏、秋、冬と読んできたプリズンホテル。もうこれで最後かと思うと寂しくて、購入してから暫く寝かせてありました。
    妙に優しくなった作家以外は、相変わらずのオーナーと従業員たち。そして、相手を思いやる気持ちがいっぱい詰まった、板長とシェフのやり取り。
    こんなに濃い四季がめぐるホテルは他にないでしょう。また会いたいような、これで終わりがいいような…。
    笑顔と暖かい涙を、ありがとう。

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プリズンホテル〈4〉春 (集英社文庫)の作品紹介

義母の富江は心の底から喜んだ。孝之介が文壇最高の権威「日本文芸大賞」の候補になったというのだ。これでもう思い残すことはない…。忽然と姿を消した富江。その行方を気に病みながらも、孝之介たちは選考結果を待つべく「プリズンホテル」へ。果たして結果はいかに?懲役五十二年の老博徒や演劇母娘など、珍客揃いの温泉宿で、またしても巻き起こる大騒動。笑って泣ける感動の大団円。

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