白夜行 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
4.11
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本棚登録 : 46139
感想 : 3787
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  • Amazon.co.jp ・本 (864ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087474398

感想・レビュー・書評

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  • 正直そこまで面白くなかった。ただただ長い。きっとこういうことかなあと考えながら読んで、その通りに進み答え合わせしていく感じ。どんでん返しなどはない。2人の結びつきもなぜそこまで強固なものになったのかもう少し描写が欲しかった。
    登場人物が多すぎて、誰だっけと確認しながら読んだ。記憶力改善の練習になったかもしれない。

    • きのPさん
      コメント失礼します。

      もしお時間とご興味があるならですが、、、
      山田孝之と綾瀬はるかが共演している白夜行のドラマを是非一度観てみて下さい!...
      コメント失礼します。

      もしお時間とご興味があるならですが、、、
      山田孝之と綾瀬はるかが共演している白夜行のドラマを是非一度観てみて下さい!(^^)
      この作品は、小説とドラマの両方を観て、ようやく完成される名作だと個人的に思います!

      ご興味があれば、是非(^^)
      2020/07/14
    • nappl0さん
      きのPさん、コメントありがとうございます。
      映像作品の存在は知っていましたが、まだ見たことが無かったので今度見てみます!
      ありがとうございま...
      きのPさん、コメントありがとうございます。
      映像作品の存在は知っていましたが、まだ見たことが無かったので今度見てみます!
      ありがとうございます^_^
      2020/07/14
  • 登場人物の誰一人幸せにならない物語。評価高いようだが読後感の後味の悪さも相まって個人的にはかなり苦手な部類の作品。800ページ超あるがかなり終盤まで物語の核心が描かれないので、どのような形で話が収斂していくかハラハラする。王道のフーダニット系推理小説というよりかは、桐原亮司と雪穂の関係性を主眼に置いた作品かなと思います。人によって色々な感想が分かれそうな作品。


    幼い頃に失ってしまった心を埋めるために犯罪に走りつづけ、他者をも自分の人生のために利用するところに恐怖を覚えた。ラストで明かされる雪穂の生い立ちについては同情するし、仕方なかったとも思うが、その後も犯罪に手を染め続けたことは本人たちの選択。「太陽の下では生きられない」と言うが、半分は自分たちのせいとしか思えない。理解できないのは洋介を殺したのもああいう理由だったのに自身はその後売春の斡旋をしているところ。同じ穴の狢では?と思ってしまう。悲しき過去を盾に犯罪に開き直る前に壊れた心を元に戻す方法は他になかったのかなと思ってしまう。

    それはそうと完全犯罪を目論む一方で雪穂のブティックの名前がR&Yで2人のイニシャルになっているのは軽率過ぎないか

  • 分厚い本は好きだけど、これは読むのが辛かった。
    ファンの人には申し訳ないが、雪穂は自分が良い生活をしたいがために、亮司に手を汚させたとしか思えない。その亮司にしたって、人間らしい感情がないし。エロい場面も不要。特に栗原典子とのはいるの!?と思った。やたらレイプを多用するのも、いかがなものか…。
    最後まで読んで思ったのは、美人は得よね、でした。
    (40代の子持ち男が、娘より再婚相手を全面的に信頼している点が、胡散臭かった)

  • 今まで読んだ東野圭吾氏の作品の中で一番つまらなかった本である。
    まず第3章まで読んだあたりで犯人とその後のストーリ展開が読めてしまい、その後の章を読み続けるのが辛かった。

  • 長い小説を読みたいと思って購入。

    1日で読み終わった

    これだけ長い小説を飽きさせずに読ませる力はすごいと思う。

    しかし、すっきりしない読み終わり。

    なぜこの2人はこんな生き方しか出来なかったのか…

    この女の気持ちがまるでわからない。

    登場人物の誰1人として感情移入出来なかった

  • 親を事件で亡くした子供を中心として、なんか、おもちゃ箱をひっくり返して、あっちで遊んで、こっちで遊んでみたいに怪しげなビジネスの話とか、事件が起こる。中盤から、段々収束してきてみたいな展開。なんかモヤモヤした終わり方だな。

  • もし自分の人生が、すべて彼らによって仕組まれていたと知ったら驚愕どころの騒ぎでは済まないだろう。
    高宮誠が雪穂と結婚しよう決意する場面や、結婚後の暮らし、ゴルフ教室の説明会に参加する日の出来事などは、特に怖さを感じました。

    分厚い本なので「読んだなぁ~」という達成感はありますが、傑作というほどでもなかった。
    各社の新聞縮刷版を横に置いて、東野さんがこの作品を書いていたのではないかと勝手な想像をしてしまいます。

  • 映画やドラマ?で実写化されたことは知っていて、でもどれも見ずにここまで来た。でも、それらの宣伝で刷り込まれたイメージなのか、思ってたのと全然違った。。。被害者の息子と容疑者の娘が男女の逃避行みたいなこと言ってなかったっけ?(私の勘違い?)
    いろいろな場面にコロコロ変わっていくから、先を読みたいとは思わされたけど、登場人物が多すぎて相関図のメモ書きまで描いちゃったし、彼らの過去を考慮したとしても、いとも簡単に人が殺されていくのは、正直、気持ちのいい話ではなかった。

  • なんだか後味わるい(´・ω・` )

  • 2006.3友人から借りて読了。
    ドラマの最終回を見逃したら、友人が貸してくれた。

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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