病む月 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 894
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475845

感想・レビュー・書評

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  • 「女性心理を書かせたらすっばらしく上手く読ませる作家」。
    特にこの本は
    オンナのもろさや怖さが書かれていて読みごたえありました。

  • 2010.04.02

  • 個人的には非現実的に思えますが、現実にどこかで存在していそうな、金沢を舞台にした10人の女性の短編集です。
    人の心の闇とも言える様な部分をえがいているので少し怖いですが、そう言ったモノが好きな方にはオススメです。

  • 私は金沢に住んでいるので、知っている地名やホテルなどの固有名詞、方言などがそこここに出てきて、物語がすぐ近くで繰り広げられているような感覚になりました。

  • 恋愛から性生活まで何でも話し合える母とはもちろん本の趣味も合う訳で。
    そんな母から勧められて読んだ一冊。彼女は唯川恵さんの本が好きらしくよく読んでいる。

    女を巡る短編集で一話完結なので大変読みやすい上にラスト1ページあたりで話が
    谷を転がり落ちるように展開するのが大変小気味良い。
    中にはありがちな展開だな、とゆう話も何篇かあったが全体的に女の情念がリアルに、しかし美しく書かれており満足。

    どの話も作者さんのご出身地の金沢が舞台になっており、読んでいると眼前に古都金沢の美しい風景が
    目に浮かぶようです。・・・そうだ、旅に出よう・・・!

    母から鼻息荒く次の唯川恵さんの本を薦められているのでそちらも楽しみです。
    唯川恵さん、好きな作家さんになりました。

  • ふつうの生活に横たわってる女の面倒臭い部分がすごいリアルに書かれてて一気に読んでしまった。
    どの話も騒がしくないからか読んだ後もイヤな感じじゃなくて少し浸ってしまった。

  • あとがきの「あと何回桜をみることができるのか」という文章に、竹内まりやの「人生の扉」の歌詞を重ねてしまった。そういえばお二人は同世代?さて、作者の出身地金沢を舞台にした十篇の短編。ずんと心に残るものはないけれど、生々しい十人の女性を垣間見た。

  • タイトルのイメージがぴんとくる短編集。秀逸でした!

    ☆詳しいレビューは<a href="http://ihuru.blog46.fc2.com/blog-entry-786.html" target="_blank" title="コチラ">コチラ</a>

  • こええええええええええええああ・・・

  • この作品の中では、『夏の少女』が切なくなって
    好きです。
    『過去が届く午後』は恐く。
    『雪女』何か響きます。

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