病む月 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475845

感想・レビュー・書評

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  • 2008.08.27

  • 女は怖い

  • 大好きな唯川恵さんの本なので、購入。

    金沢に住む女性を主人公にした短編集です。

    古く趣を感じさせる金沢とさまざまな経験をした女性…
    ちょっとしっとりとした、東京ほどがつがつしてない感じが情緒溢れてステキです。

  • 金沢を舞台にいろんな女性の話がぎゅっと
    つまった作品。みんな事情はそれぞれ違うのに、どこか共感できてしまうから楽しい。

  • 2007.8.5読了
    #石川県

  • 10話収録の短編集。女たちの表の顔に、裏の顔。女ってこわい(笑) 作者はこういう話が上手い。

  • 金沢が舞台の短編集。
    女性の病んでいる気持ちがすごく表現出来てて凄い。

  • 唯川恵さんは恋愛小説とかよりも恋愛小説と見せかけた女のホラーのほうがうまいと思う。収録作の「過去の届く午後」もラストでぞわぞわ〜と怖くなりますね。テレビの「世にも奇妙な物語」でも放送されました。でもこの怖さがいい。怖さがあるからこそ女は面白い。怖いと思うのにそれに快感をかんじたらも、もう術中にはまってるかんじ

  • 金沢の落ち着いた雰囲気がいっそう物語を妖しくしています。

  • 2月25日読了。唯川恵の本は2冊目(1冊目は「めまい」)。どの話でもどん詰まりに陥り救いのない中年女性の姿が描かれているのだけど、不思議な爽やかさがあり嫌な読後感はない。女の人に「愛読書は唯川恵」と言われても、引かないような自分でいたい。

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