- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087477245
感想・レビュー・書評
-
おもしろい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
その昔、みうらじゅんさんが大好きで、イベントにも行ったりしていた友達から借りて読んだことのある本です。
三浦しをんさんのエッセイに載っていて、懐かしくなって図書館で借りて来ました。
この日本に、こんなにバカバカしい(失礼!)お祭りがこんなにたくさんあったなんて!
愛すべきニッポンの姿だなー。
笑い祭りのときのおじいさんが、一番お会いしてみたい。 -
これ読んでるとつらいこととかもうどうでもよくなる 次元が違う
-
笑い死ぬ………!
電車の中で読んではいけない。 -
日本の奇祭珍祭をみうらじゅんが書く、撮る。
絶対笑えます。
日本も広いし、明るいんだなあと思います。
まあ、運営している人々は郷土愛から真剣だったり、住んでるだけで何でこんなことやらなきゃいけないんだと嫌々だったり、するんでしょうが、それも含め、笑えますよね。
しかしふと思うのは、田舎の祭にニヤニヤ、ブツブツつっこみをつぶやきながら、カメラを向けてくる、ロン毛にサングラスの長身の中年男性みうら氏に対し、土地の人々は逆にたじろいだんじゃないかな、ということ。 -
このアンテナに嫉妬しませんか?
僕はします。 -
筆者が見て回って日本各地のとんまな祭り、とんまつりをレポートする本。
内容も面白かったですが、なにより雑誌掲載時の題名が「わびさびたび」だったことに笑いました。 -
とんまな奴らの、とんまな明日!日本全国の奇祭に取材し、無信仰ゆえの無邪気さで体当たりレポを行う意欲作。作者の想像が挿絵でパワーアップし、楽しい気持ちで「トホホっ」とつぶやきたくなる作品。この感じ楽しめる人たちは愉快な友達でしょう。
-
面白すぎる。日本人なのに観光客のような視点を手にしている男、みうらじゅん。あんたこそどーかしてるぜ!!
-
三浦しをん氏の推薦本(『三四郎はそれから門を出た』より)。
『ぜったい好きになってやる!』にも紹介されていたとんまつり。
『いやげもの」』の次は、やはり『とんまつり』をチェックしなくてはいけないかと思い、読んでみました。
これも、みうら氏の命名語です。プリティさがある奇祭をこう呼ぶとのこと。
日本各地、18か所ののゆるい不思議なお祭りに彼自ら参加した話が紹介されていました。
さすがは面白い、変わったことに目がないみうら氏。
彼の、常に興味のアンテナを張り、何でも体験してみようという好奇心にいつも脱帽します。
近いところは、東京大田区の「水止め舞い」から、青森の「恐山大祭」、長崎の「ヘトマト」まで、フットワーク軽く訪れています。
梅雨が明けるのは、7/14に水止め舞いを行っているからなのね、とか、今はちょうど恐山大祭なんだ、などと思いがら読みました。
どのひとつとして、参加したことはありませんが、たしかにどれも、インパクトの強い祭りです。
土着民族的な性格を持ったものが多いため、下ネタ系のお祭りが多いのですが(もちろん、多分に紹介者みうら氏の好みもあるでしょう)、和歌山の「笑い祭り」なんて、明るくて楽しそう。
怖いほど白塗りにけばけばしくメイクしたおじいさんに、「笑え笑え」と強制されるそうです。
稚児さん達が鍋や釜をかぶって練り歩く、滋賀の「鍋冠(なべかむり)祭り」には、鉢かぶり姫の昔話を思い出しました。
足利では、大晦日に悪口を言いながら登山する「悪口祭り」を行った後、元旦に「滝流しの式」が催されるそうですが、一見まともそうな名前のこの儀式、お坊さんが参拝者の額に酒をかけ、額を伝って盃に流れた酒を一気飲みするそうです。
新年早々、シュールなことをするんですね。
煩悩を落としたばかりの頭だから、問題ないのでしょうか。
「シロダーラ」という、温めたオイルを眉間、額の中心に垂らし続けるアーユルヴェーダのトリートメントを思い出しました。
情報化の現在、日本はどんどん均一化していますが、今なお、そこにしかない変わった祭りはあちこちにあるものだと驚きました。