- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087480665
感想・レビュー・書評
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絶えず真摯な対応をされており、真正直に生き抜いた方だと思います。
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時々ジンとして目頭が熱くなった。
とてもよく人を見ているんだなと思った。どの話にも印象的な人物が出てくる。それを率直にとらえる健さんの素直な眼差しが文章からも感じられるようでした。
いつも素敵な人たちに囲まれているのに、どこか孤独な感じがしてる方ですね。もっと読んでみたいな。 -
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20171227 人柄だけで読める本。少し違和感があったのは健さんらしくなくイジメとかしてるように思った時。よく読めば必要な展開だと納得できるが無くても良かったかも。
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高倉健さんがエッセイを出版していたとは、知らなかった。改めて、とても丁寧に生きてきた方なんだと感じた。
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ぼくとつとして、温もりのある文章。まさに「自分、不器用ですから」と言わんばかりの…。ちょっと読みにくさはあるものの、素朴で、人柄が滲み出ていて味がある。そして時にハッとするような、真に迫る言葉もあり。お茶目な一面や、思うがままに行動してしまう面など、自分の中の「高倉健」像とは違った部分も垣間見えて面白かった。自分も人とのつながりを大切にできる人間になりたい。
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高倉健が どこで 心が動き
感謝し、怒っているのかが よくわかる。
『空がからっぽになってしまって、
空気さえないみたいに、太陽ばかりが光り輝いています。』
落日を拾ひに行かむ海の果。檀一雄;ロカ岬。
海を汚さないと言う青年 由五郎君。
旅とは、何か別れを決意させたり、新しい感動に出会わせてくれる。
日本人って、いいなぁと思われる生き方をしたい。
夢は夢のままにしておく。
怒りの火のようなものが、身体からぼわッと発する。
この頑固さが自分を支えている。
『昨年中はありがとうございました。
こんなに気ままに生きて、
昨年はまたしかじかの人の心を傷つけてしまいました。
反省します。』
行動は感情を規制する。
『ある研ぎすまされた感性と、感動させるための、
ものすごい天性、そして更なる修練、プロとしての精進。』
槍錆。
お心入れ。
サバイバルフロムブラックレイン。
一の太刀 残心。
さすらえることの幸せ。
無私の愛。
思いを込めてつくる。
旅をしなければなりたたない男。
『士は己を知るもののために死す。』
嵩高くなくて、やさしくすてきな人。
偏屈さ。そして 性急さ。
『愛するということは
その人と自分の人生をいとおしく想い、
大切にしていくことだと思います。』山田洋次
あなたに代わって、褒めてくれる人を誰か見つけなきゃね。
薄汚れた心の垢を
ごしごしと 洗ってくれるような メッセージ。
ありがとう。
健さん。