続・いじめの光景 こころの暴力と戦う! (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087484014

感想・レビュー・書評

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  • そうか、「酷いいじめ」があまりにも強調されると「ひどくない」いじめを受けている子は「この程度はいじめじゃない」と思っちゃうのか…。
    死ななくたって「ひどいこと」に変わりはないのに。
    直接苦情を言えない関係性の中では、嫌なことがあった時に「悟れ」なんていうムチャな注文を(しかもいじめという手段を使って)するようになってしまう。

    学校に行かなくてもその後を生き延びられるのは強い子だけなのに、そういう視点がないのは昔の本だよな。と思うものの、一度は読んでおきたい。

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著者プロフィール

1955年、宮城県仙台市生まれ。世田谷区長。高校進学時の内申書をめぐり16年間の内申書裁判をたたかう。新宿高校定時制中退後、数十種類の仕事を経て教育問題を中心に追うジャーナリストに。子どもたちの間で広がった「元気印」は流行語に。1980〜90年代、世田谷区を拠点に教育問題に取り組むプロジェクトを展開。1996年衆議院初当選。衆議院議員を3期11年務め、総務省顧問を経て、2011年、世田谷区長となる。著書多数。

「2018年 『親子が幸せになる 子どもの学び大革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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