- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087484748
感想・レビュー・書評
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大昔から積んでた本その一。スリの天才な高校三年生の主人公が、同級生とその知り合いと結託して、大学入試の問題をパクろうとする話。話そのものはそこそこ面白かったが、文が嫌いなタイプだった。
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いやぁ、「ぼくらの七日間戦争」しか知らなかったので、こんなのも書くのか!(太字)という気持ち。時代がうーん、シンナーとか出てくるし、バブル期のようだし、80年代かなぁって思うんだけどどうでしょう。登場人物高校生だけど、読んでて投げ出したくなるようなラノベ的な描かれ方ではなかった。でも子供にはあんまり渡したくないなぁ、と。いや、自然の流れとは思ったんだけども。キクチが放埒な女の子なもんで。
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迷走している時に読むと、なんだかすっきりする。しかし彼らほど、もはや若くはないなと思う。
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原田宗典の小説にハズレなし。
とはいえ、スメル男とかに比べるとイマイチな気がした。
なんとなくスッキリしない終わり方。
青春小説だからそれもありなのかなー。 -
文章のノリから最後はきっとうまくまとまるとわかるのに、やっぱりどきどきして読んでしまった。
個人的には、登場人物の個々の話をもっと取り入れたほうが感情移入して読めたかなと。でも終わり方好きです。 -
普通に面白かった。終わり方が呆気ない感じがしたけど、それでよかったんだよね~って最後、温かい感じになれるかなぁ。
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結末が良い。やっぱりそうでなくちゃなってなっとくできる。でも"事"を起こすまでの出来事がとても面白く、1度読み始めたら主人公達の世界に飲み込まれる。このほんを誕生日プレゼントにくれたさとしに感謝!!
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漫画家もされているこの作品。
高校生3人が大学の試験問題を手に入れるために奮闘していく冒険ものものです。
軽快なテンポで進む中に主人公の苦悩だったり、上手く行かない現実が描かれてたり。
終止ポップで、でも明るすぎないのが一番良いところだと思うのですよね。
やっぱり原田宗典の文は好きだなー。 -
単行本になる前、ある出版社の紹介誌で連載されているのをドキドキしながら読んでいました。高校の終りくらいだったかなー。あの頃とは違う目線で読んでいるのでしょうが、やはりテンポのよさは秀逸。シナリオは相当強引ですが。