- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087488548
感想・レビュー・書評
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この人の話にしては、珍しくハッピーエンドだったような気がします。
これをハッピーエンドととるかどうかは、その人しだいだと思うんだけど。とりあえず、わたしにとってはハッピーエンドのように感じた。
いつも、この人の話を読んだ後は、「女の悲しさ」と「強さ」を感じることが多いような気がしていたのだけれど、これはそれにプラスして、女の「ハッピー」(幸せじゃなくてハッピー)を感じることができました。
でも、男も悲しいよね……って思う。
そして、愛って色々なんだよね、とも思う。
これが愛なら私も最近、恋したかなー、みたいな。
「恋」ってちょっと定義づけが難しいよね。 -
学生時代の仲間が社会に旅立ち、それぞれの道を行き…
平凡なOLの主人公にとって憧れの存在の男性との恋愛など、若かった頃をなんとなく思い出してしまう、ちょっと切ない物語です。
若いって可能性がたくさんあるから、いいな~。 -
親友の婚約パーティーで再会したのは学生時代から憧れていた彰生。平凡なOLの芽以子にとって、作家をめざし才能に溢れていた彰生は、今も憧れの存在。――どれだけ振り回されても傷ついても、嫌いになれず好きでいれるってスゴいな、って思う。大槻さんがいい男すぎた。
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唯川恵さんは、男の気持ちを描くのがうまいと思う。特に、身勝手でダメな男。そして、そんな男に惹かれてしまう女を描くのもうまい。
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すんなりスイスイと読めるのは、すごく日常以上から脱していないありそうな内容だから。書評で山本文緒が、「OL経験が如実に出ている」と書いてあったけど、その通りだと思う。
途中、嫌なことは話して共有したい女子と、嫌なことは聞きたくないという男のやり取りがすごくすごく納得できた。
そういう男の子に魅かれてしまうけど、でも、本当はうんうんって聞いてくれる人がいい。
理性と本能は違うって分かる分かるって思った作品。 -
普通の幸せ、平凡な幸せってなんだろうって言うような話。
とにかく普通のOLが学生時代のメンバーと結婚式を期に再会、恋してまた傷ついて。。。。。。
当たり前の毎日ってなんだろう。
当たり前の幸せってなんだろう。
きっと人それぞれで考えてる人もいるしいないし、そして掴むことはもっと難しいんだろうな。 -
複雑な人間関係
汚い部分もそれほど汚く見えないのが彼女の作品の素敵なところ
考えさせられることがなかった点が少し物足りないけど
心地良いくらいのストレス発散になったから良かったかな。 -
唯川さんにはめずらしく甘酸っぱい系
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婚約パーティーで会った2人の恋愛を描いています。
ゆっくり進むのに、面白い本です。
最後もゆっくり終わるので、とても読みやすくて好きです。 -
【my room】惹かれてはいけないと思っていながら、惹かれてしまう異性。そんな人って確かにいるな。私だって彰生の様な男性がいたら惹かれてしまうかもしれない。あんな、傲慢で自信家の男なんてまっぴらだと思いつつも好きになってるんだろうな。だから、芽以子の気持ちはわかりすぎるくらいによくわかった。突き放してくれれば良いのに、たまに触れる優しさに弱いんだよな、これが。そんな訳で、私の恋になんだか少しだけ似ていました。
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親友の婚約パーティで再会したのは学生時代からの憧れていた彰生だった。自信家でわがままな彰生に振り回されていく芽衣子。多分・・・私も芽衣子の様に振り回されてドンドン好きになってしまうかも・・
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私にとっては共感できる部分が少なく、あまり心に残らなかった作品。
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傲慢で自信家な反面、気弱な部分も見せる彰生に振り回される主人公の姿に苛立ちを感じつつも、好きって気持ちはコントロールできないよね・・・と共感もしてしまいます。
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結局キケンなダメ男に魅力を感じてしまうの、ああ~~~~~~~~!!!!!!!!!ってなってしまう……。
90年代OLのあ~ハイハイ恋愛観小説、久々に浴びた……。
不倫お局からのやっかみとかも…ハイハイ……。
そうそう、これが唯川恵節……。 -
すらすらと読めた。若干ストーリー的に無理があるところもちょこちょこあったけど、楽しく読破。
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うーんと、唯川恵が得意とするような内容だった気がする。
ただ、この物語の登場人物は芽以子が25歳、大槻さんが2コだか3コだか上。それにしては大人びた感じがした。
そして、別れ方がまた…。大槻さんがあまりにもいい人すぎる。そんなに芽以子はいい女だったのか?若いのに一年間は彰生が戻るまでは、手を出さないって!!!
さっさと彰生が居ないうちに奪っちゃえばいいのに。ある意味それは芽以子にとっては幸せな方法なのになぁ。
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親友の婚約パーティで再会したのは学生時代から憧れていた彰生。平凡なOLの芽以子にとって、作家をめざし才能に溢れていた彰生は、今も憧れの存在。そんな彼が自分に興味をもってくれるなんて…。わがままで自信家の彰生に振り回される芽以子。だけれど好きになってしまったら恋の相手は選べない。芽以子と彼女をとりまく女たちの、切ない恋愛模様を描く長編小説。(裏表紙より) -
携帯小説みたいな内容だった。友達にも彼女にも裏切られている近藤君が一番可哀想じゃないかなと感じた。あきおみたいな男は嫌だ。
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初めての唯川恵さん作品。一喜一憂。
自分の面倒も見れない傲慢な彰生に振り回されても、悔しいけど惹かれてしまうっていう芽衣子の心情。1年後はどうなるのか、読者の想像に任せる感じで終わった。恋愛だけなら彰生、結婚するなら大槻さんって思うけど、そもそも結婚してないからそんな関係性も想像でしかないのかな。最近知ったからか、OLの感覚や会社内の日常がリアルに感じた。OL経験が長かったらしい唯川恵さんならではなのかな。メキシコのカンクンやビーチ、料理、気になった。
意地張ってたって、なんだかんだ女になってしまうんだよね、女は。意地張らない平常な気持ちになれる自分が一番だと思う。20141129. -
手放すことにしたんだけど、登録されていなかったので、読んだことあるぞ、の記録のために(2012/10/07)
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2012/5/15(火) 典型的な唯川恵
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平凡なOLが作家の卵という非凡な男を好きになってしまったやるせなさや不安が書かれてるお話。前読んだ恋人たちの誤算の友里に似てる希ガス。あと玲子さんやマスターなど個性的なサブキャラが主人公の周りにいると、主人公が平凡でも物語は進むし面白くなるって思いますた。
そんでもって・・・
「好きになってしまったら、恋の相手は選べない」
おっしゃる通り。 -
随分前に読んだ一冊。
いいなぁー、大槻みたいな人・・・。 -
2006/09/24読了
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覚えてないけど切なかった(たぶん)!