- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087712728
感想・レビュー・書評
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・・・暗い、重い、どよ〜んという気持ちになる。
震災前に書かれていたのは少し驚きである。
愛を知らずに育ってしまったそれぞれが 何を持って生きているか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
複雑で強烈な作品で一言で感想を書くのが難しい。というかこの作品を軽々しく評する能力が私にはない。
希望と絶望。
望みと失望。
慈しみと蔑み。
様々なあい反するものが描かれている。
自然による暴力、人の暴力。
そして思っていても届かない気持ち。
他人は自分が求めているようには考えてはいないという事実。
求めても得られない愛情。
残酷な現実が次々と押し寄せる小説だったが哀しみが胸をうちました。苦しいです。 -
しをんさん、久しぶりです。
重く暗い内容なのに
引き込まれ、あっという間に読みました。
いつもの爽やかな文章ではなかったけれど
引き込まれる辺りさすがでした。
美花に翻弄された男とその周りの人達の話。
という感じでした。 -
2/21
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えっ?私間違った?と表紙を確認。
確かに三浦しをんとなっている。
え?そうなの?
そういうことなの?
と、驚きは隠せない。
どこかで、いつものしをん氏が登場しないかと
思いながら読んだ。
驚いた、ビックリした。
それだけで、作品としては成功な気がする。
何が暴力で何が非暴力か?
どんな形での暴力でも、それは哀しい。
誰の心も寂しくする。 -
最後まで読めなかった初めての本。
重過ぎて耐えられなかった。
すいません。 -
子供の頃こら父親の暴力に耐え、大人になってからも父親の暴力にあいながら、ただ耐える少年。
自然が起こす暴力、人の暴力に暴力で立ち向かう少年。
『光』というタイトルはどういう意味なのだろう? -
2014.9.5
こういうのもあるんだ。英語のタイトルがDark lightとは。。。