著者 :
  • 集英社
3.30
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本棚登録 : 1851
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087712728

感想・レビュー・書評

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  • 光が見えなかった。

  • 本の内容が濃すぎて怖かった、、、(笑)

    島での暮らし、津波、、、。
    人のこと信用できなくなりそうな気持ちに
    なる内容だったけど続きが気になって
    止まらなくなった!!

  • 女性はたくましくて強い

  • ただただ救いがない。

    妻と子を愛していない信之、見栄っ張りで子供に手を出してしまう南海子、男を利用し生きている美花、虐待から抜け出せない輔。
    登場人物の誰にも感情移入できなかった。

  • 重い。三浦しをんさんの別の一面を見てしまったような。津波が島を襲わなかったら、3人の子供達
    はどんな生活を送っただろうか。父親に殺されたかも知れないし、島で穏やかに過ごせたかもしれない。人はいつも何かに怯えて生きている。暴力、他人からの評価、昔の消したい思い出。

  • 読了2009.10.18
    波の描写が美しくって苦しいです。
    何もかもを浚っていってしまう圧倒的な力が、登場人物たちを捕らえて離さないように感じます。

  • 暴力には暴力で返すしかないっていう考え方は間違ってる、というのは綺麗事だと思うのは私も歪んでるのかしら。実行するかしないかは別にすれば、人間は本来こんなもんじゃないかと思う。南海子の感情はすごくリアルに感じられた。

  • 津波によって生き残った3人。信之は美花を守るため罪を犯す。様々な暴力があるんだなと。信之も南海子も輔も相手と想いが通じ合っていないのが辛かった。

    「求めたものに求められず、求めてもいないものに求められる」

  • タイトル「光」に惹かれて手に取りました。
    読んでみたらとても暗い内容でした。 
    ただ、闇がなければ光もありません。
    登場人物がそれぞれの中に、光と闇を抱えているところが良かったです。
    心の底から憎まれても、自分の事を四六時中考えていて欲しいという、輔の信之に対する執着は分かるような気もします。

  • おもしろかった。
    救いようのない話。
    後半はそれぞれの主観的な話?なのか
    最後はよく分からなかった。暴力は帰ってくる?

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著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

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