ここに消えない会話がある

  • 集英社
3.29
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感想 : 125
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713053

感想・レビュー・書評

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  • 机の上に投げ出していたら母が「なんで食パンが…!」ってびっくりしていた。祖父江さんの装丁、さすがである。
    内容は、うーん。すっきりしない。取り残されて終わる物事が語られるのは好みじゃない。それならいっそのことその部分は語らないで欲しかった。ラストはすきなかんじだったのでそれはよかった。

  • 新聞のテレビ欄をつくっている配信会社(テレビ局で作っていないということにも驚きを覚えた…)でオーバーワーク気味ながらも働く20歳代の若者たちを描いた作品。
    視点が1人だけに絞られず、次々と変わっていくのが面白いし、作者らしいと思った。
    正社員・契約社員、それぞれの立場で働くこと、生きていくこと、自分の人生を歩いていくこと。「答え」みたいなものを、本の中ではっきり明示しているわけではないけれど、少しだけ前向きな気持ちになれます(わたしはなれました)。

  • 職場で交わされる何気ない会話。
    でもあまり共感できなかった。

  • 45ページと、二つ目の話が好き

  • 新聞のテレビ欄を作っている人たちの
    些細な日常の、会話。

    細々と、決して楽とは言えない仕事を黙々とこなす男女は
    ときに悩みながらも淡々と目の前を見て進む。

    ほか短編。

    2ちゃんの話がなんとなくリズムがよくてうまい具合にひねくれてて心地いい。
    生半可な幸せと耐えられそうな不幸が交互に訪れるから生きるのが面倒なんだって。
    そうか。そういうとらえ方もあるんだっていろいろはっとした)^o^(

  • 特に強いストーリー性があるわけではなく。
    でも時々ふと心にとまる表現があったり。
    さくっと読めた。

  • タイトルや本文、空白や佐内さんの写真すら全て含めてナオコーラさんワールド。そこで私も生きてみたい。

  • ラジオテレビ欄配信社で働く若者達の人間模様を描いた本。なんと表現すれば良いのかわからない。山崎ナオコーラワールド全開。さらさらしてて、哲学っぽくて、理解できたようなできないような、不思議な感覚。

  • 12/07/25読了

    肌色ってなくなったんですね。
    ちびクロサンボも絶版だっけか?

  • 会社員とは何者かに紹介あり

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著者プロフィール

1978年生まれ。「人のセックスを笑うな」で2004年にデビュー。著書に『カツラ美容室別室』(河出書房新社)、『論理と感性は相反しない』(講談社)、『長い終わりが始まる』(講談社)、『この世は二人組ではできあがらない』(新潮社)、『昼田とハッコウ』(講談社)などがある。

「2019年 『ベランダ園芸で考えたこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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