マスカレード・ホテル

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 10616
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087714142

作品紹介・あらすじ

不可解な連続殺人事件の次の犯行現場は、超一流ホテル。容疑者も、ターゲットも不明。事件解決のため、一人の男が選ばれた。完璧に化けろ。決して見破られるな。

感想・レビュー・書評

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  • 映画にもなった、マスカレードシリーズ第1段。事件捜査のために潜入した刑事と、若きホテルウーマン。不釣り合いだが、結果は…?

  • 東野圭吾のマスカレードシリーズ①

    ホテルに潜入する刑事とホテルマンのプライドがぶつかりあいながら、真相に迫っていく作品。

  • ミスリードにミスリードを重ねてると思った。ホテルマンとしてのプライドと刑事としてのプライドがぶつかり合っていておもしろかった

  • 刑事である新田とフロントクラークの山岸、二人の職業意識の差からの対立。プライドの高さが足を引っ張ってしまい空回りする場面が序盤に目立つ。
    そんな未熟な部分も物語が進むにつれ徐々に成長していき、お互いに協力していき成長していく姿が魅力的。

    後半は新田が能勢や山岸などを信頼していくと同時に、謎が解けていく展開に今までのフラストレーションが一気に解放されていった。

  • 記録用

  • マスカレード第1弾。都内で起きている連続殺人事件。次の犯行現場は、超一流ホテル・コルテシア東京。警察はホテルへ潜入捜査をする。ホテルに集うさまざな客人のそれぞれの物語と謎。登場人物の心理も丁寧な描写で感情移入しやすい。とても面白かった。

  • 題名通り、ホテルが舞台。結婚前、私もフロントクラークをしてたので、こんな感じだったなぁとか、懐かしく思いながら読み進めました。山岸さんほど、志高くなかったけど(^^;; 話の展開も、さすご東野圭吾さん‼面白かったです。 ただ、いつ、どこで、人の恨みをかうか、わからないなぁと。思った事を、すぐに口に出してしまう性格なので、気をつけなきゃ(^^;;

  • やっぱり東野圭吾はすごい!
    もちろん一気読み!

    ドラマや映画も見ていないので
    先入観なく読み進める。

    これは
    ドラマにしたくなる。
    全体を流れるメインの殺人事件と
    ホテルで起きる
    少しほっこりするような
    苦いような客とのやりとり。

    刑事、ホテル従業員たちの
    キャラクターと人間模様。

    そして最後には
    見事にすべてが繋がり、
    読後はすっきり。

    あー!面白かった!と
    本を閉じる幸せ。

    続編も
    早く読みたい!

    あ、余談ですが

    作中でてきた
    名古屋市瑞穂区、
    本当に高級住宅街です。
    大学卒業後、
    愛知県の
    会社で働いていた東野圭吾さん。
    たまに出てくる名古屋ネタに
    名古屋人はニンマリしてます!

  • 4.0

  • 何人もの怪しげな人物、絡み合う相関図と、最後までまんまと作者に翻弄され続け続けるのが楽しく、わくわくしながら読み進むことができた。登場人物たちが魅力的であり、かっこよく、時に狡猾な大人達であるのもとても良かった。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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