- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087714425
感想・レビュー・書評
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高校生におすすめ。
私が高校生の頃に、あったらな…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特に最後の二作が、私的にグッときました。この二つに関しては☆4です。
ただ、「青春で甘酸っぱい‼」︎じゃなくて、ほのかなほろ苦さと後悔をミックスさせてるところが、朝井リョウさんの流石なところだな〜と思いました。
彼らの未来に幸あれ‼︎ -
私はエンドロールが始まる。が1番好きでした。
胸キュンしました。
ちょっと主人公が多くてごちゃごちゃしてしまったかな。と思いましたが、無事に最後まで読み切りました。 -
廃校になる高校。取り壊される前日の3月25日に卒業式。あえて、この設定にしなくても?とおもったんだけども、取り壊されることや、卒業式には進路が決まってることなど考えると、この設定に納得です。
自分の高校時代を思い出し、懐かしくなりました。青春してたなぁって。一話目の「エンドロールが始まる」が、一番良かったです。あと、「屋上は青」も良かったですね。 -
「卒業式」「廃校」を軸とした青春オムニバス。
1話目の「エンドロールが始まる」でちょっとキュンとしたら「在校生代表」で挫折しかけたけど、なんとか最後まで読めた。
自分の高校時代を思い出しても苦いことが多かったなぁ。当時大人達に「今が1番楽しい時期よ」なんて言われてたけど嘘だったなと今では思う。けど自分の中に湧き上がるいろんな感情を知って、向き合った時期。いろんな痛みを抱えてみんな大人になっていく。 -
学校統合の影響を受けて閉校になる高校の最後の卒業生たちの一日を描いた、柔らかく暖かな連作短編。
どの短編も覘き穴の視点で始まり、次第に全貌を見せる様な話の進め方です。最初はちょっと戸惑います。
高校生たちの友情や恋、将来の夢、そんなものを描いた作品。
高校生を、特に女の子を主人公にした作品は、私の世代ではどこか気恥ずかしいノスタルジーを感じる事が多いのですが、この作品は如何にも今様で「入り込む」というより「外から眺める」様な読み方になります。ただ、それも決して悪い感じでななく。
朝井さん自身の若さなのでしょうね。朝井さんがまだ大学生だった2010年から11年に書かれた作品ですから。
朝井さん、これまでも何作か読んだのですが、どうもピンと来ない作品が多く。この作品もちょっと甘過ぎる味付けですが、今までの中では一番良かったかな。
もう少し、他の作品にも手を出してみましょう。 -
こんな青春送ってみたかった
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廃校になる高校を卒業する少女たちの連作短編集。どれもこれも、純粋で澄んだ水、青空のようなまばゆい少女たちのお話。
好きでした。過去形にして無理やりせりふを終わらせればやっと、エンドロールが始まってくれる。
この一文がすごくいいですね。 -
さすがです。感動
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2019.5.8