- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087715613
感想・レビュー・書評
-
バブルの華やかな時代に生きていた自分と、現実に生きる今の自分を行ったり来たりする。
あの頃はよかったと。
いつのまにか自分は主役ではない、それが見えてくるのはいつ頃なんだろう。
不動産交渉人という職業があり、それにはまっていくミチルさんが素敵に見えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さくさく読める。
40代後半の女性、バツイチ。
恋愛に生きてきたのか?と思いきや…
そういう訳でもなく、なんとなーく生きてきた人生を改めて振り返り、自分で少しずつ生きていこうと歩き始める。 -
2021年27冊目。
バブル全盛期をOLとして過ごしたミチル、45歳。自分よりちょっと年上なだけでこんなにも感覚が違うのか。ラストはなかなかの爽快感。 -
若い頃にバブルの時代を謳歌したバツイチで四十五歳のミチルの、ポスティングで知り合ったご老人たちの為の交渉術を駆使した力まない親切と交流が良い。その後不動産交渉業の会社で働くようになり、過去の回想は湿り気がなく殊更に懐かしむでもなく冷静で、時代をサラッと受け入れてハキハキとしたミチルが好ましかった。
-
終わり方がいいよね
-
最初はよくあるバブル期を抜けられない女性の話かと思ったが、かなり奥深い話しだった
バブルを知らない世代は、バブル世代をウワズミだけしかやはり知らないのだな思えたし、
それぞれの時代を生きた人にはやはりそれぞれの良さがあるのだなとおもった、
だからと言って自分がそこに立って、生きることは出来ないとおもう。
知らないことを知るのは面白いとおもえた。 -
読み始めはんんん?と思ったけど、途中から最後は一気に。好感。表紙、内容にはそれなりに合ってると思うけど、ださすぎてこの本いらないって思っちゃう。