不審者

著者 :
  • 集英社
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感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087716733

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  • 父と姉を事故で失った過去を持ち、かけがえのない息子と夫と暮らす主人公。音信不通だった夫の兄が主人公の家を訪ねてくるが、その頃から身辺に不審なトラブルが頻発し…。主人公に感情移入しているとひっくり返される。後味はよくないが、さすが、と思わされる。

  • 一気読み。途中まで完全にだまされた。

  • 面白かった。最後の仕掛けにやられた。

  • フリーの校閲者であり、平凡で穏やかな家庭を持つ里佳子。そんな彼女の生活に突如として侵入してくる「不審者」は、長らく音信のなかった夫の兄。一見爽やかで人当たりがよく見える彼なのだけれど、接するほどにどんどん不安が増大してくるサスペンス。小心者を自覚しながらも、自らのささやかな幸せを守ろうとする里佳子の姿にはらはらどきどきさせられる展開です……が。
    これ以上は語れない……まさかこんな展開になるとは! 終盤になるとたしかに違和感を覚える部分が出てきますが。ぎりぎりまでそんなことは全く感じさせられませんでした。うわー、やられたなあ。

  • 夫にイラッと

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。2005年『いつか、虹の向こうへ』(『約束』を改題)で、第25回「横溝正史ミステリ大賞」と「テレビ東京賞」をW受賞し、作家デビュー。16年『代償』で「啓文堂書店文庫大賞」を受賞し、50万部超えのベストセラーとなった。19年『悪寒』で、またも「啓文堂書店文庫大賞」を受賞し、30万部超えのベストセラーとなる。その他著書に、『奔流の海』『仮面』『朽ちゆく庭』『白い闇の獣』『残像』等がある。

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