- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087734348
感想・レビュー・書評
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<「星の王子さま」複数訳読み比べ>
キツネの「飼い馴らす」という言葉には驚いたが、一番言語のニュアンスの近いとか。
全体的に、小説やエッセイの池澤氏の文章よりぎこちない印象があったが、忠実に訳そうとしてのことなのかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
沙漠の真っ只中に不時着した飛行士の前に、不思議な金髪の少年が現れ「ヒツジの絵を描いて…」とねだる。少年の話から彼の存在の神秘が次第に明らかになる。バラの花との諍いから住んでいた小惑星を去った王子さまはいくつもの星を巡った後、地球に降り立ったのだ。王子さまの語るエピソードには沙漠の地下に眠る水のように、命の源が隠されている。生きる意味を問いかける永遠の名作の新訳。
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久しぶりに再読しました。
「お願いだ…おれを飼いならしてくれ!」と言ったキツネのまっすぐさに胸を撃たれました。。。 -
『星の王子さま』の訳者は多くいるけども、僕たちが(つまりある程度の年齢のいった人間)親しんでいるのは内藤濯(ないとうあろう)氏だろうと思う。
当初はこれしかなかったのだけども、2015年に『星の王子さま』の著作権が消失したことから多くの人が新訳を出してくれている。
もちろんそのどれもが暖かかく、心にしみる。
この池沢夏樹翻訳の『星の王子さま』は、装丁もよく手元に置いておきたいと思える。
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【内容(「BOOK」データベースより)
沙漠の真っ只中に不時着した飛行士の前に、不思議な金髪の少年が現れ「ヒツジの絵を描いて…」とねだる。少年の話から彼の存在の神秘が次第に明らかになる。バラの花との諍いから住んでいた小惑星を去った王子さまはいくつもの星を巡った後、地球に降り立ったのだ。王子さまの語るエピソードには沙漠の地下に眠る水のように、命の源が隠されている。生きる意味を問いかける永遠の名作の新訳。
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【著者略歴「BOOK著者紹介情報」より】
池沢/夏樹
1945年北海道生まれ。1988年に発表した『スティル・ライフ』で芥川賞を受賞。その後も『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞を受賞するなど数々の文学賞を受賞し、2005年『パレオマニア』で第8回桑原武夫学芸賞を受賞。翻訳も多くを手がける
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子供の時に読んでいないの。
子供の時に読んで感じたことと、今読んで感じること、を比べてみたかったなぁ。
とても素敵なお話し。 -
絵本、なのか、小説、なのか。
wikiでは、『小説』と紹介されているけれど、
子供でも読める内容。
でも、奥は深い。
子供でも読めるけれど、大人でも理解出来ない。
理解したのか出来てないのか、分からない。 -
図書館で借りたものだけど、買いたいなと思った。
読み終えてもまだ続きがありそうな感じがする。王子さまとは違う、大人こそが読む本なのかもしれない。キツネとのやり取りが一番好きかな。 -
請求記号:953.7サ
資料番号:010878593 -
かいてあることがそのまま
だと思った。
みえないものはみえない
ものは心で見る。
触れ合う過程でものを愛する。
金子みすゞを思い出した。