見知らぬ遊戯: 鑑定医シャルル

著者 :
  • 集英社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087751659

感想・レビュー・書評

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  • 初版発行当時から気にはなっていたものの、20年近く経ってやっと読むことができました。

    まんが家マリナシリーズの登場人物の1人だったシャルル・ドゥ・アルディが24歳になって活躍している物語です。
    内容も大人向けで、ある意味大人になり過ぎた(笑)私も楽しめました。
    むしろ10代だった初版の頃に読んでも理解できなかったかも。

    何だかんだ言っても、世の中で一番怖いのは”人間”なのだな……としみじみ思った結末でした。
    マリナシリーズとの関連を思わせる描写もあって、まるで旧友に会ったかのような懐かしさと共に読み進められました。

  • 思い出が美しすぎたのかしら?(・ω・;)
    てか、シャルルなにしてんのー!って、ビックリ

  • いい意味でも悪い意味でもよく筋道立っている
    という印象を受けた。 読みやすく引き込まれるが、段々結末が分かってしまうという感じ。

  • 鑑定医シャルルシリーズ。
    犯罪心理学の話。
    この主人公シャルル、この筆者のティーン向けの本にもともと出てました。
    超イケメン。
    そして超頭いい。
    設定は、IQ196とかだったはず。
    そして、双子の弟ミシェルがいて、そっちはIQ230くらい(笑)
    なんて兄弟だ。

    これは、レイプされた女性が、あまりのショックから失踪して、自分を男として扱い、一緒に暮らしてた男性にもそれを強要してて。
    そこに、新たなレイプ事件がからんでくる。
    すごい好きなシリーズなんだけど、引越しのゴタゴタかなんかでいつのまにかなくなってて、かなりショックだったなぁ。
    今は文庫も出てるし、また買おうかな。

  • はじめての藤本ひとみさん作品。わたしより大人なシャルルの魅力にドキドキきゅんきゅんしながら読みました。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    レイプ事件の犯人を追い、パリにきた県憲兵隊特務曹長アニエス。犯罪心理学を駆使した捜査活動―。驚異のドンデン返しが待つサイコ・ミステリー。

  • シャルル・ドゥ・アルディに逢いたくなって14年ぶりに再読してみる。
    当時(13歳!)はシャルルの大人の魅力にドキドキしたのに、読み返して23歳のクソガキだったことに驚愕。
    いや、23歳をガキと思う自分に驚愕した方がいいのか。

    内容も「すごくエッチでグロテスク!」と思った記憶があるのに、今読むとエロくもグロくもない。
    かつての私がウブだったのか、現在の私がスレてしまったのか。
    人間、年は取りたくないものです。

    それでも、14年経っても、やっぱりシャルルは格好いい。大好き。

  • マリナシリーズから派生。シャルルファン必見w

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著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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