東京バンドワゴン

著者 :
  • 集英社
3.89
  • (273)
  • (337)
  • (314)
  • (16)
  • (12)
本棚登録 : 1983
感想 : 388
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087753615

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • とてもほっこりした。
    ドラマが第一話しか録画出来てなかったのが悔やまれる…。

  • 本当に面白い本と云うものに出合いました。家族を中心に人情味溢れる物語が綴られています。本格の謎解きがらみなのが更に嬉しいですね。
    成長物語にもなっているので、シリーズを読み進める楽しみも有りで、盛り沢山です。大家族のドタバタも目まぐるしく、舞台が古本屋なのが涙ものです。

  • ※3巻まで
    とある下町の古書店を舞台にした、
    実にほのぼのとした雰囲気で描かれるホームドラマ的作品。

    登場人物皆に毒がなく、鬱な結末もなく、とにかく“優しい”お話
    心が疲れてる時なんか読むと癒やされていいかも。

    全く“ノリ”が違うドラマは別物だと個人的には思ったり。

  • 図書館から。

    それなりに事件やなんかが
    起こりますが、
    淡々と過ぎる日々が描かれています。

    いま ドラマをしてるので、
    この役がこの人か〜とか思いながら
    読んでます。

  • 【図書館本】序章で早くも挫折しそうに……。まだ物語が始まってないから、と頑張ってはみたけど……亡くなったおばあちゃんの語り口調ってのが自分と合わなくて……うーん。 サザエさんを髣髴とさせる家族物語。我南人がイイ所を全て持っていく感じが何とも……。 場面切り替えバンバンあって置いて行かれる&目が回ることも。 どうも苦手なシリーズなんでこの巻でやめとく。

  • 痛快です。
    テレビドラマ化されるのもわかります。
    こういう家族って、いいなぁと思います。

  • なんだかふわふわーっとした印象の本。登場人物はそれぞれ個性があるようだけど、みんな同じ枠におさまる「いい人」。多くの方が書いているように、語り口もなじめませんでした。ドラマにするにはいいのかも。

  • 積読本をドラマ化に合わせて
    慌てて引っ張り出すのは毎度の事。
    読み始めれば、あゝ、これは
    読み易いわー、ドラマ化されるわなー
    と、納得した次第です。
    嫌な気持ちに一つもならない、
    好い人だらけ、好い人祭りで
    心がねじくれている人間には
    気恥ずかしい程ですが、
    こういうのも息抜きとしては、
    あくまで息抜きとしては
    たまにはいいかも。
    そして、我南人さんは玉置浩二しか
    いない(笑)‼︎
    しかし、なんで谷中とか根津とか、
    地名は出しちゃだめなんですかね〜?

  • 再読。
    小路さんの本はあったかくて、気持ちがほっこりします。
    疲れている時に読めば泣けてくるかな。
    サチさんがナビゲーター役。幽霊だからどこでも行くことができるので、彼女の目を通して説明するというスタイルは割と抵抗なく受け入れることができて、成功しているのではないでしょうか。
    登場人物が一癖も二癖もある人ばかりで、大した事件ではないですが、解決を見たときに気持ちが穏やかになるのが不思議。
    当然次も楽しみです。

  • 何となく皆自然で、起こる事件も平和に解決されていく。
    誰もが家で色んな役割を担っていて、それがうまーく調和している。

    特別な感動のシーンも無いけれど、そのまま見守っていきたい家族。語り部のおばあちゃんのような気分かな。

全388件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

小路幸也の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×