ザ・万遊記

著者 :
  • 集英社
3.37
  • (30)
  • (110)
  • (176)
  • (29)
  • (6)
本棚登録 : 892
感想 : 154
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087805628

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 万城目学『ザ・万遊記』も読了。図書館で著者の本を探したところ、これしか残っていなかったので。サッカーの観戦記から若き日の読書録までいろいろなテーマのエッセイ集。「建もの探訪」の渡辺篤史を偏愛する著者にニヤニヤが止まらない。書き物は伝わらなくては意味がないというポリシーに超同意。

  • 万城目さんの本は初めて読みました。

    全体的に読みやすくて面白かったけど、
    特にある芸能人に対する
    万城目さん独自の目線のエッセイが良かったです。

    まだ小説は読んだ事がないので、
    これから手にしてみたいなと思っています。

  • エッセイ。
    前作と続けて一気に読んでしまいました。

    これも結構面白いんだけど、
    温泉・スポーツ観戦、たてもの探訪(万城目さんが好きな番組)の比率がだいぶ高くて。
    前作のほうが面白かったかな。
    私の趣味の問題ですけどね。

  • 万城目さんのエッセイは絶対電車で読めない…。
    「ザ・万歩計」に続き、面白すぎた。
    万城目さんが東京でカルチャーショックを受けた話の内容に、私もカルチャーショックを受けた…。

  • サッカーがあまり詳しくないので、分かっている人はさらに楽しいかも!!と思いました。あと、関西人の気風というか、雰囲気を的確に描写している所があって、思わず苦笑いしてしまいました。

  • サラッと読める。
    普段こんなこと考えてるんだっていうのが面白い。けっこうくだらない。(だってマキメだもの←褒めてる)でも面白い。渡辺篤史好きすぎだろう笑

    あとがきが一番素敵だった。

  • 面白い!マキメ氏の才能を感じる事が出来、「イチFAN」としてこれから作品を読み続けようと思えた。
    作家になるまで(鴨川ホルモーが脚光を浴びる時)の過ごした時間や、「湯治と観戦」をテーマにした旅の記録など興味深く読むことが出来た。
    文章の言い回しもしかり、発送や物事を見る観察眼など、サスガと言わせる作品で、より著者を身近に感じる事が出来る。

  • 万城目さんのエッセイ第2弾
    前作の方が私的にはツボにはまるところが
    多かったがこちらも万城目さんのちょっと
    ユニークな部分が垣間見える内容で面白かった。

    アキレス腱の断裂という怪我をおいながらの執筆
    気の毒なんだけれどその不幸までもがちょっと
    笑えてしまったり。
    北京オリンピックやスペインでのサッカー観戦
    スポーツ好きにはなかなか興味深い内容。

    それから小公女についての彼の怒り(笑)
    アニメ版での最終回が彼にとってはどうしても
    納得のいかないものだったらしくぐだぐだと
    しつこい程の恨み節(笑)

    でもこのエッセイの万城目氏が一番熱く
    語っていたのはやっぱり「今月の渡辺篤史」でしょうか。
    それも「建もの探訪」ネタに終始している。
    以前からファンだとは知っていたけれどここまで
    熱く渡辺篤史や「建もの探訪」を語れる人はいないと思う。

    渡辺篤史・・・確かに言われてみればうんうんと頷く事は
    多いが、だからと言って渡辺篤史にそこまでの
    愛情がない私にとってはどうでもよい話でもあったので
    あえて☆は3つということで。

  • 万城目学のエッセイは、いちいちツボだ。
    先に「ザ・万歩計」も読了しツボったんだが、その上をいくツボり具合だ。
    彼の作品に関連する取材の裏話は彼の著作のファンであるからあたりまえにツボなのだが、「渡辺篤史の建もの探訪」でこれほどツボるとは思わなかった。その他にもサッカー(クラシコ)話では、ヨーロッパのスタジアムの雰囲気がすごく伝わるし、とにかくツボ押されまくりな一冊。

  • どんだけ渡辺篤史が好きなんだw

全154件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

万城目学の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×